津島軽便堂写真館

廃止が迫った頃の谷汲線 6 北野畑~更地  1谷汲  2谷汲-長瀬  3長瀬  4赤石  5赤石-北野畑 7更地

谷汲線(120)

 北野畑 1998(H10).4.5

桜咲く北野畑駅です。晩年は谷汲線唯一の交換駅でした。
703号と704号が、さよならヘッドマークを付けて並びました。
昭和初期から活躍した700形も、この日のさよなら運転で引退し、形式消滅しました。
なかなか雰囲気のある駅でしたが、真新しいコンクリート電柱2本が立派すぎて目障りでした。

左の写真の上にマウスカーソルを持っていくと、目障りなコンクリート電柱が木柱に替わります。
フォトショップエレメンツで取替えました。ついでに駅構内のカメラマンにも消えてもらいました・・・ホントはこんな写真が撮りたかった!
\(^_^)/
~
谷汲線(121) 北野畑 1998(H10).4.5 Nさん撮影

Nさんも並んで撮りました。停車中の703・704号です。
谷汲線(122) 北野畑 1998(H10).4.5

703号が出発しました。目障りなコンクリート電柱を車体が隠してくれました。
谷汲線(123)

 北野畑 1999(H11).2.7


上の写真の翌年で、雪が少し積もった日に出かけました。
ローカル鉄道らしい通票交換シーンです。
谷汲線(124)

 北野畑 1999(H11).2.7

駅長の出発合図を受けて、755号が出発します。
↑北野畑~更地の1/5万地図です。

谷汲線をでなぞり、この頁の撮影ポイントを印で記入し、写真番号(下2桁)を青字で記入しました。
上の地図は、国土地理院1/5万
 「谷汲」1967(S42).9.30発行(上1/4)
 「大垣」1960(S35).2.28発行(下3/4)
谷汲線(125)

 北野畑 2001(H13).4.8

私が北野畑で撮った写真の中で、駅舎が一番よく写っている写真でした。

谷汲線最後の桜の季節で、ファンも詰めかけていました・・・

この駅舎は、模型ファンからも人気がありました。もっと駅舎の写真を撮っておけばよかったと反省しています。
谷汲線(126) Nさん撮影

 北野畑 1973(S48).1.4

上の写真(125)の28年前です。
私が大好きなモ180形(元琴平急行電鉄)が、北野畑に到着します。
谷汲線(127) A君製作

 北野畑 (1/150模型)

北野畑駅の1/150スケールのジオラマです。
北野畑駅のムードを良く捉えていますね!思わず涙ぐんでしまいます・・・

私が退職するときに、同僚のA君が製作し贈ってもらいました。
駅に停車中のモ180形もA君製作です。
谷汲線(128) A君製作

 北野畑 (1/150模型)

駅の入口側から見ました。

残念ながら、私の写真に実物を入口側から撮った写真はありませんでした・・・
谷汲線(129) A君製作

 北野畑 (1/150模型)


左の写真の上にマウスカーソルを持っていくと、画像が変化します!
フォトショップエレメンツで、背景を貼り付けました。山間の小駅という感じになりました。
谷汲線(130)

 北野畑 2013(H25).3.30

北野畑駅跡です。
桜と菜の花が綺麗でした。
一番上の写真(120)と同じ方向を見ています。

廃止12年後でしたが、ホームはまだ残っていました!
↓谷汲線(130)-2

 北野畑 2013(H25).3.30

駅跡のホームです。左下のコンクリート床の部分に駅舎がありました・・・
この風景がいつまで残ってくれるでしょうか?
←谷汲線(131) Nさん撮影

北野畑~更地 1998(H10).4.4

北野畑駅の少し南です。

満開の桜、黄色い菜の花と、赤い電車の組み合わせはとても綺麗でした。
谷汲線(132)

北野畑~更地 1998(H10).4.5

上の写真(131)の少し南です。

この日はNさんの車で、満開の桜を写しに、揖斐線(清水)・谷汲線(長瀬~更地)、樽見鉄道(谷汲口)へ出かけました。(Nさんは前日に引き続き、2日連続の谷汲線でした)
谷汲線(133)

北野畑~更地 2000(H12).4.16

上の写真(132)と、ほぼ同じ場所ですが2年後です。

この当時、桜の咲く頃には毎年Nさんと揖斐・谷汲線を訪問していました。
谷汲線(134)

北野畑~更地 2000(H12).4.16

上の写真(133)と同じ場所から、通り過ぎた電車を振り返って撮りました。

左に見えるカーブを右に曲がると、下の写真(135~137)の場所です。
谷汲線(135)

北野畑~更地 2000(H12).11.23

北野畑駅の南です。ここが、この区間のサミットになっていて、北野畑から少し坂を上って来た電車は、ここから更地に向けて長い坂を下ります。

谷汲線(136) 北野畑~更地 2000(H12).11.23

谷汲へ向かう電車にとっては、更地を出てからここまでが、上り坂が続く一番の難所でした。
谷汲線(137) 北野畑~更地 2001(H13).7.1

左の写真の場所から、逆方向を見ました。
上の写真(135)と同じ場所です。
谷汲線(138)

北野畑~更地 2001(H13).4.8

築堤の長い坂道を駆け下りる750形です。

この近くに、昔は八王子坂駅があったとのことですが、たぶん写真右端の踏切付近にあったと思われます。
谷汲線(139)

北野畑~更地 2000(H12).11.23

この地方名産の富有柿が実っています。

この付近には小さな木しかなかったので、しゃがみ込んで撮りました。
谷汲線(140)

北野畑~更地 2000(H12).11.23

柿と電車のコラボ-その2です。
谷汲線(141)

北野畑~更地 2000(H12).11.23

秋の夕暮れには、ススキがよく似合いました。


向こうに見える小山の手前に更地駅がありました。
更地駅のホーム横には1本の桜の木があり、とても雰囲気の良い駅でした。その写真は次ページです。
 2017(H29).3.3up 
津島軽便堂Topページへ戻る 1谷汲 2谷汲-長瀬 3長瀬 4赤石 5赤石-北野畑  昭和40年代 次の頁7(更地・黒野北口)

参考図書: 「名古屋鉄道社史」 1961(昭和36)年5月 名古屋鉄道発行
       「写真が語る名鉄80年」 1975(昭和50)年3月 名古屋鉄道発行
       「名古屋鉄道百年史」 1994(平成6)年6月 名古屋鉄道発行