紀州鉱山鉄道 三重県・和歌山県・奈良県の県境にあった軌間610mmの複線で電化されていた鉱山鉄道です | |
下の駅名をクリックすると各駅の写真がご覧いただけます。 板屋 小口谷 湯ノ口 惣房(そうぼう) 上川(じょうせん) |
紀州鉱山を訪問したのは1976(昭和51)年1月です。 友人と3人で新宮からバスに乗り、板屋へ行きました。 ←そのとき持って行った5万分の1の地図です。 上の3/4は「十津川」昭和44年編集より 下の1/4は「新宮」昭和44年編集より 紀州鉱山鉄道の路線が点線で引いてありましたので、赤でなぞりました。 トンネル部分は薄く、地上へ出ている部分は濃く塗ってあります。 駅以外は、ほとんどトンネルでした。 この地図で、湯ノ口から左斜め下に行く路線は、既に廃止になっていました。 当時は、板屋から小口谷・湯ノ口を経由して惣房まで、定期旅客列車が運行されていました。 鉱山従業員とその家族および地元住民用で、運賃は無料でした。 鉱山の方の御厚意で、湯ノ口〜上川も臨時列車に乗車させて頂きました。 訪れた駅が緑色で記入してあります。 紀州鉱山は1978(昭和53)年に閉山になりましたが、鉱山鉄道の一部は奇跡的に復活し、小口谷(瀞流荘)〜湯ノ口(湯ノ口温泉)をトロッコ列車が1日6往復しています。 ぜひお出かけください。 紀州鉱山鉄道の写真へ →Topに戻る |