紀州鉱山鉄道 惣房
惣房@ 惣房(そうぼう) 1976.1.12 板屋から乗った始発列車が40分かけて、7時50分 終点の惣房に到着しました。 湯ノ口を出てすぐにトンネルに入り、そのトンネルを出たところが惣房です。 トンネルが2つ写っていますが、奥のトンネルは既に使用されておらず閉鎖されていました。 |
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惣房A 惣房 1976.1.12 惣房に到着した列車が入換をして、機関車を付け替えました。 湯ノ口・板屋方面に向けて出発の準備です。 左に曲がって進むとすぐトンネルです。 右の線路は急カーブを右に曲がり、吊り橋を渡って対岸につながっていました。 |
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惣房B 惣房 1976.1.12 惣房駅の全景です。 客車6両編成で到着した列車が、3両を切り離して板屋に戻ります。 この写真の左側が湯ノ口・板屋方面です。 惣房が終点ですが、写真右の方に架線のない線路が200〜300mくらい続いていました。 そちらの方に鉱山の社宅がありました。 昔は、惣房に選鉱所があって賑わったようですが、この頃は寂れた雰囲気でした。 このときのメモでは、惣房には20分程滞在しただけで、8:10発のこの列車で湯ノ口に折り返しました。 |
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惣房C 惣房の奥の風景 (左に社宅・奥に公民館のようなものが写っています) |
惣房D 惣房の奥の風景 (左の写真の更に奥、線路の終端) |
惣房E 吊り橋の上に敷かれた線路 |
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惣房→湯ノ口(トンネルの中) 1976.1.12 惣房8:10発の定期旅客列車に乗車し、湯ノ口へ向かいました。 運良く、鉱山の次長さんと一緒の客車に乗り合わせ(小さい客車ゆえ)膝を交えて話すことになりました。 トンネルの中で停車したときに、「ここに竪坑があるから案内してあげよう」と言われ途中下車しました。当時はその価値が判らず、ついて行って見ただけです。降りたときにトンネル内の写真を撮りました(左)。 寒い外から暖かいトンネル内に入りレンズが曇ってしまいましたが、トンネル内で撮った唯一の写真です。 この場所に数分間停車したあと、同じ列車に乗り、湯ノ口に8:30に到着し、下車しました。 降りるときに次長さんから、「あとで事務所へ顔を出すように」と言われ、湯ノ口での撮影を終えてから事務所を訪問しました。 何を話し合ったかほとんど忘れましたが、この紀州鉱山が石原産業の経営であることを知りました。最後に「上川へ行く列車に乗せてあげるから、昼頃またここへ来なさい」という有難いお言葉を頂戴いたしました。 |
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