津島軽便堂写真館

山野炭鉱の凸型機関車 3/4     山野炭鉱1へ  山野炭鉱2へ   山野炭鉱4へ

山野炭鉱(21) 1971(S46).6.26 railbusさん撮影

上段軌道の北側の風景です。 ここが山野炭鉱の軌道の中心部のような感じで、凸型電機の1号機と、L型電機の5号機がいました。
正面奥には、炭車をひっくり返して積み荷を降ろすチップラー(またの名をカーダンパー)があります。石炭を満載した炭車は機関車で奥のほうへ押し込まれて切り放され、そこから先は線路間の下に敷設されたケーブルにより、チップラーまで移動されたようです。この写真ではチョットわかりにくいですが、参考図書の 「全国鉱山鉄道」P85を見ると、この少し向こう側で撮った写真があり、線路間にプーリー&ケーブルが写っています。
チップラー小屋の右奥にはホッパーがありました。
山野炭鉱の上段軌道(北側部分)の線路配置図です。  グレーの部分はピット状に掘り下げられた部分です
  railbusさんの図と写真をたよりに推測で描いてありますので間違い部分があるかもしれません。ご了承ください。
  の中の数字(2133)は、写真の番号です 。
山野炭鉱(22) railbusさん撮影

        1971(S46).6.26

元気に活躍していた凸型1号機です。
可愛らしい姿ですね!
大きな前照灯と細長い窓が印象的です。窓上隅にRがあるので上品な感じです。

この1号機は、現在「田川市石炭・歴史博物館」に保存されています。
 →炭鉱電車が走った頃 参照
山野炭鉱(23) railbusさん撮影

        1971(S46).6.26

L型の5号機です。

中段軌道に停まっていた、同じL型の3号機とはだいぶ形が違います。
山野炭鉱(24) railbusさん撮影

        1971(S46).6.26

上の写真(23)の反対側から見た写真です。
掘り下げられた軌道には、積荷の石炭を降ろした空の炭車が止まっていました。
山野炭鉱(25) railbusさん撮影

        1971(S46).6.26

上の写真(24)の更に奥(北側)から同じ方向を見た写真です。
架線の引き止めの支柱が立っています。
この背面右側にチップラー小屋がありました。
山野炭鉱(26) railbusさん撮影

        1971(S46).6.26

炭車をひっくり返して積荷を降ろす装置=チップラーです。
チップラーが2台並んでいました。
手前のチップラーが回転中で、積荷の石炭を下へ落としています。
それを見守るおじさんの姿が素晴らしいです。
山野炭鉱(27) railbusさん撮影

        1971(S46).6.26

荷下ろしが終わった炭車は手前(裏)側へ押し出されます。
上の写真(26)の左側に移動して撮りました。
山野炭鉱(28) railbusさん撮影

        1971(S46).6.26

チップラー小屋の裏側から見た写真です。
チップラーで荷下ろしをした炭車は、手前側へ押し出され、勾配を利用して無動力で折り返していく仕組みになっていたことが、この写真を見るとよくわかります。
軌道が2線だけ掘り下げられた所に敷いてあったのも、これで納得できます。

写真をよく見ると、2台のチップラーの大きさが違います。右側のチップラーは炭車2両同時に回転できるような長さがあるように見えます。
山野炭鉱(29) railbusさん撮影

        1971(S46).6.26

右側のチップラーから出てきた炭車の折返し線です。
空の炭車はここで折り返して左側の軌道へ進みます。
空の炭車しか通らないので、跨線橋の高さも低いですね!その上を炭鉱関係者が渡ります。
上の(28)の写真は、その跨線橋の上から撮っています。
山野炭鉱(30) railbusさん撮影

        1971(S46).6.26

上の(28)の折返し線を横から見た写真です。
一番手前のレール1本は置いてあるだけで、その向こうのポイントが内側の折返し線、その向こうの一段下がった軌道(198・521の貨車)が外側の折返し線です。
更に向こうの一段高い軌道はホッパーにつながる線で、左側にホッパーがあります。
山野炭鉱(31) railbusさん撮影

        1971(S46).6.26

ホッパーにつながる線路です。
奥のほうにホッパーが見えます。
ホッパーで石炭(orズリ)を満杯に積み込まれた炭車がずらり並んでいます。
一体どこへ運ばれていくのかよくわかりません・・・
←山野炭鉱(32) 1971(S46).6.26  railbusさん撮影

向こう側にホッパーがあり、手前にケーブル巻上げ用のウインチがあります。写真で見ると、ホッパーの先が谷になっていますので、谷の下から空の炭車をケーブルで引っ張り上げたのでしょうか?
左下のほうに下りていくコンベアの役割など、分からないことばかりです・・・
↓山野炭鉱(33) 1971(S46).6.26  railbusさん撮影

このリーバー転轍機の操作機のようなものの役目がよくわかりません。
分岐が近くに無いので、隣の線路の台形を操作する装置であるということは想像がつきます。模型のベーカー型やアーノルド型の連結器解放装置のように台形部分が上下して連結器を解放するんでしょうか?
しかしピン・リンク式の連結器をどうやって自動解放するのか全く分かりません。(本当に連結器解放装置なのかな?)
2012(H24).12.1up
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参考図書: 「全国鉱山鉄道」 岡本憲之著・JTBキャンブックス・2001.10発行