土佐電鉄の軌道線は、昭和47(1972)年度私鉄要覧(運輸省鉄道局監修)によれば 伊野線 播磨屋橋〜伊野11.2km(播磨屋橋〜鏡川橋が複線4.2km 鏡川橋〜伊野が単線7.0km) 後免線 播磨屋橋〜後免町駅前11.0km 桟橋線 播磨屋橋〜高知駅前0.7km 播磨屋橋〜桟橋通5丁目2.4km 合計 25.3kmでした。 距離数は40年近く経った今もほとんど同じです(終点駅の移転などで微妙に変化していますが) 上の地図には電停名が書いてありませんので、左の路線図も参考にしてください。(90°反時計回転していますが) ←「世界の鉄道'73」朝日新聞社1972(S47).10発行 軌道線は、高知一の繁華街「はりまや橋」で十字に平面交差しています(上図青線の交差部) まずは、高知駅前から播磨屋橋を通って桟橋通5丁目まで南北に走っていた「桟橋線」の写真をご覧ください。 |
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↑土佐電鉄2-@ 高知駅前 1973(S48).12.25 Nさん撮影 昭和48年の高知駅前です。今は移転しました。 ↓土佐電鉄2-A 播磨屋橋 1973(S48).12.25 Nさん撮影 高知一の繁華街はりまや橋です。赤い欄干が見えます。 |
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土佐電鉄2-B 桟橋通5丁目 1977(S52)年5月4日 桟橋線の終点です。 防波堤によじ登って、海を入れて撮りました。 私が最初に土佐電鉄を訪問したのは1977(昭和52)年5月でした。 Nさん訪問から約3年半後です。 ゴールデンウィークでしたが、2日連続で雨に降られてしまいました。 |
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土佐電鉄2-C 桟橋通5丁目 1977(S52).5.4 終点へ到着です。 終端側から見ました。上の写真Bの逆方向です。 |
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土佐電鉄2-D 岸壁通 1990(H2).8.10 終点の一つ手前の電停です。 上の写真BCの13年後です。 2度目に土佐電鉄を訪問したのは1990(平成2)年8月でした。つい最近のことだと思っていたら、もう20年以上も前でした。 復元した2軸電車に飾り付けがしてあります。側面に書いてある文字は ---------------------- 日本最古の路面電車に ヨーロッパ電車第1号登場 西ドイツ シュツットガルト市電735号 ---------------------- 路面電車発祥の地は京都で1895(明治28)年開業、高知は路面電車としては10番目で1904(明治37)年開業しましたが、現存する最古の路線となったようです。 屋根上には日本とドイツの国旗が飾ってありました(他の電車も)。 この電停は2007(H19)年に「桟橋車庫前」に名称変更されました。 |
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土佐電鉄2-E 桟橋車庫 1990(H2).8.10 路面電車の立派な車庫です。 電車がたくさん停まっていますが、屋根上にクーラーが載って無い電車のほうが多いですね。 最初の訪問のとき(1977年)、車庫は知寄町にありましたが、Wikipediaによれば、1987(昭和62)年12月にこの地へ移転してきました。 |
2-F 岸壁通 1990(H2).8.10 もう1両の2軸車。よさこい祭りPR用の花電車? |
2-G 桟橋通2丁目 1990(H2).8.10 よさこい祭りが歩道を行列しています。 |
2-H はりまや橋 1990(H2).8.10 「ヨーロッパ電車第1号登場」のPR電車がはりまや橋交差点に入ります。 |
2-I 1990(H2).8.10 左の電車は営業運転をしていました。車内風景です。 |