関西線(加太越え)のD51 ③ 1971(S46).5~1972(S47).11 加太越え①へ 加太越え②へ
関西線加太越え③-01 Nさん撮影 加太~中在家 1971(S46).5.5 加太の大築堤を走るキハ35系6連の普通列車です! 昔は普通列車でも、こんなにつないでいたのですね。 ↓Nさんもお立ち台にいきました。 この撮影場所から下を見ると↓ 大勢がSL列車を待っていました。 警戒のため、警察官か鉄道公安官のような制服・制帽姿も見受けられますね。 |
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関西線加太越え③-02 Nさん撮影 加太~中在家 1971(S46).5.5 お待ちかねの後補機付きのSL貨物列車がやってきました。 北西風に煙が煽られ、後補機がよく見えませんが、よくよく見れば煙を吐いて後押ししています。 |
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関西線加太越え③-03 Nさん撮影 加太~中在家 1971(S46).5.5 上の写真(03)の続きです。 本務機のD51が近づいてきました。 相変わらず、後補機D51は煙っています。 Nさんの話しでは、この日のお立ち台には、かの有名な鉄道写真家・廣田尚敬さんがいたそうです! |
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関西線加太越え③-04 Nさん撮影 加太~中在家 1971(S46).5.5 写真右上の方に加太の大築堤が写っています。 そこから下り、加太駅に向かうD51の客車列車です。 25‰の連続勾配を下っています。 |
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関西線加太越え③-05 亀山 1971(S46).12.11 この日は、信楽線のSL貨物列車の撮影に向かいました。 その前に、乗換えの亀山駅ホームから機関区を撮りました。 |
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関西線加太越え③-06 柘植~中在家 1971(S46).12.11 柘植を出発していく後補機付きの貨物列車です。 右には信号扱い所があり、そこから遠くにある分岐器や腕木信号機を動かすための長尺管(リンク機構)が伸びていました(写真右下)。 この日の目的だった信楽線の撮影を終え、帰り道に途中下車して撮りました。 |
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関西線加太越え③-07 柘植~中在家 1971(S46).12.11 柘植を出発したD51牽引の客車列車です。 草津線から亀山へ直通する724列車です。 |
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関西線加太越え③-08 柘植 1971(S46).12.11 柘植の機関支区に待機するD51です。 |
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関西線加太越え③-09 柘植 1971(S46).12.11 柘植を出発し、関西線を伊賀上野方へ向かう荷物列車です。 |
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関西線加太越え③-10 関 1972(S47).1.16 関を出発し、加太に向かう貨物列車です。 4回目くらいの加太越え撮影ですが、雨が降っていたためか、加太の手前の関駅で下車して、ホームで撮りました。 駅で撮るのなら、もっと駅の情景を入れるべきだったと、今更ながら反省しています。 |
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関西線加太越え③-11 関 1972(S47).1.16 雨がやみ、晴れてきてホームが良い感じに見えたので撮りました。 もっと、こんな情景を撮っておくべきだったと反省するばかりです… |
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関西線加太越え③-12 関 1972(S47).1.16 関を出発し、亀山に向かう後補機付きの貨物列車です。 上り列車(亀山行き)は下り勾配になるので、駅を出発するときだけ煙を吐きます。 |
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関西線加太越え③-13 関 1972(S47).1.16 上の写真(12)の続きです。 |
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関西線加太越え③-14 関 1972(S47).1.16 関を出発し、亀山に向かう客車列車です。 腕木信号機を主に撮りました。 |
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関西線加太越え③-15 関~加太 1972(S47).1.16 加太川に沿って、関から加太に向かう貨物列車です。 |
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関西線加太越え③-16 加太~中在家 1972(S47).1.16 (亀山市YouTube)加太地区の鉄道遺産になった屋淵川橋梁上を走る後補機付きの貨物列車です。 もう一つのYouTube↓ 加太地区の鉄道遺産(空撮あり) |
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関西線加太越え③-17 加太~中在家 1972(S47).1.16 上の写真(16)と同じ場所から、同じ列車を撮りました。 後補機付きの貨物列車が遠ざかっていきます。 |
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関西線加太越え③-18 加太~中在家 1972(S47).1.16 上の写真(16・17)と同じ場所から、同じ列車を撮りました。 更に遠ざかり、先頭の機関車が大築堤に差し掛かっています。 |
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関西線加太越え③-19 亀山機関区 1972(S47).1.16 夕闇迫る亀山機関区です。 この当時は、関西線・亀山以西用のD51、信楽線用のC58、紀勢-参宮線用のC57・D51、紀勢線用のDF50、入換用のC50がいました。 関西線・亀山以東の客車列車は名古屋機関区のDD51 、貨物列車は稲沢機関区のD51・DD51(この3ヶ月後に無煙化→DD51)が担当していたので、それらの機関車も見ることができました。 |
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関西線加太越え③-20 亀山機関区 1972(S47).1.16 機関車が煙を上げ、活気が感じられました。 機関区の向こうに操車場があり、そこを照らす背の高い照明塔がありました。 |
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関西線加太越え③-21 亀山機関区 1972(S47).1.16 紀勢線の列車を仕立てるため、DF50+客車が駅のほうへ向かいました。 |
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関西線加太越え③-22 亀山機関区 1972(S47).1.16 アッシュピットで、C58 191号のカマ(火室)の石炭の燃えカスを落としています(灰落とし)。 |
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関西線加太越え③-23 亀山機関区 1972(S47).1.16 上の(22)と同じ場所で、機関車が去った後、アッシュピットの灰を掻き出しています。。 |
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関西線加太越え③-24 亀山 1972(S47).1.16 夕暮れの亀山駅を出発していく客車列車で、草津線へ直通する727列車です。 |
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関西線加太越え③-25 Nさん撮影 加太~中在家 1972(S47).11.5 加太の大築堤です。 1972(昭和47)年の秋になると、一部の列車は無煙化(D51→DD51))されました。次位のDF50は回送と思われます。後補機はC58でした。 ネットで調べると、草津線はこの年の10月に無煙化されたので、草津線へ直通する貨物列車はDD51が牽引したと思われます。 関西線亀山~奈良間は、この翌年(1973年9月)に無煙化されました。 この日は大学鉄研仲間数名で車2台に分乗し、加太越え+信楽線のSL撮影に出かけました。私もNさんも参加しました。私は白黒フィルム、Nさんはカラーなので、Nさんのカラー写真をご覧ください。 |
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関西線加太越え③-26 Nさん撮影 加太~中在家 1972(S47).11.5 D51牽引の荷物列車が、加太の大築堤を上ります。 |
↑関西線加太越え③-27 加太~中在家 1972(S47).11.5 Nさん撮影 D51牽引の貨物列車です。大築堤を横から見ました。 |
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←関西線加太越え③-28 柘植 1972(S47).11.5 Nさん撮影 関西線・加太越えシリーズ最後の写真です。 柘植を出発し、伊賀上野方向に向かうD51牽引客車列車です。 ヘッドマークを付けていますので、臨時の客車列車と思われます。 手前、右へカーブするのが関西線、左へ直進するのが草津線です。草津線のほうが、関西線よりも歴史が古いので、線形がそれを物語っています。(関西鉄道が建設し、後に国有化) 関西線・加太越えの蒸気機関車は、この翌年(1973/昭和48年9月)に引退しました。 |
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津島軽便堂 | 加太越え① へ 加太越え②へ | 2020(R2).5.1up |
参考図書: 鉄道ファン117号 「蒸気機関車撮影地ガイド」 昭和46(1971)年1月臨時増刊号 交友社発行