谷汲線 (モ401号がいた頃)  4  北野畑〜赤石

  名鉄谷汲線

北野畑〜赤石@
       1973(昭和48)年4月19日

春の昼下がり、谷汲行きの電車が通りました。
まもなく赤石に到着します。
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北野畑〜赤石A 谷汲線車内                    1972.12.3

谷汲山の参詣客も電車に乗って出かけました。
のどかなモ401号の車内風景です。
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北野畑〜赤石B 赤石駅 1973.4.19

昼下がりの赤石駅を180形2連の急行が通過しました。

パーク&ライド(自転車)の駅でした。
土管の灰皿が懐かしいです。
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北野畑〜赤石C 赤石駅 1973.4.19

黒野行きが到着しますが、ホームにいる人たちはお客ではないようです。
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北野畑〜赤石D 1973.1.4

谷汲に向かうモ401+ク2151です。

この辺りは川沿いを走っていました。

夏場は、水泳客・鮎釣り客と赤石ヤナで鮎を食べるお客で、この辺りは賑わっていました。

赤石ヤナは、鮎料理に舌鼓を打ちながらビールを飲み、対岸を走る古典的な電車が眺められる場所として、一部のファン(酒&電車好き)には有名でした。
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北野畑〜赤石E 北野畑駅 1973.1.4

谷汲線唯一の交換駅北野畑で通票を交換します。
谷汲線は、黒野〜北野畑が「票券閉塞式」で、北野畑〜谷汲が「スタフ閉塞式」であったと思いますので、谷汲から到着した電車の運転士が駅長へ「谷汲〜北野畑」のスタフを渡していることになります。
 
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北野畑〜赤石F 北野畑駅 1973.1.4

交換の谷汲行きの電車が到着しました。180形の2連です。

谷汲線に夜乗ると、電車が力行中は架線の電圧が降下するため、それに反応して前照灯と車内灯(白熱灯)が暗くなり、駅に近づいてノッチオフすると急に明るくなりました。
北野畑で交換待ちしていても、停まっている電車の車内灯が明るくなることで、もうじき反対列車が到着するのがわかりました。(楽しかったです!)
しばらく後に、車内灯が蛍光灯に変わり、ヘッドライトもシールドビーム化されて、架線電圧の変動に関係なく一定の明るさになりました。
谷汲線は電圧降下が大きく(600Vの架線電圧が300V以下になると聞いたことがあります)、そのため廃止になるまで新型電車が入れませんでした。
(ファンにとっては幸いでしたが)
 
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