新潟交通 2/4  燕〜灰方

電動貨車モワ51号
新潟交通L 焼鮒 1972(S47).3.21
 可愛らしい電動貨車モワ51号です。新潟交通の人気者でした。
 貨物列車を待っていたら、貨車なしの単行でやってきました。
新潟交通M 灰方〜燕 1972(S47).3.21
 灰方の少し燕寄りの場所です。田んぼが広がっていました。
  地図参照

新潟交通N

灰方〜燕 1972(S47).3.21

燕行きの電車です。後ろにモワ51号を連結していました。
この列車の1本前の燕行き貨物列車が運休になり、機関車代用の電動貨車を燕に送り込むため連結していました。

 
新潟交通O

灰方〜燕 1972(S47).3.21

田園にハザ木が並ぶ美しい風景の中へ電車がやってきました。
背景は弥彦の山並みです。
暖かい日で、線路が陽炎(かげろう)によりユラユラしていました。
お昼の12時半頃です。

上の写真Nの電車が、燕で電動貨車を切り放し、単行で戻ってきました。

電動貨車モワ51号は、次の貨物列車を牽引し、この電車の8分後に燕を出発します。

  新潟交通ダイヤ参照
新潟交通P

灰方〜燕 1972(S47).3.21 

待ちに待った電動貨車モワ51号牽引の貨物列車がやってきました。
貨車も3両で、ちょうど良い感じです。

この新潟交通は、貨物列車が設定されているにもかかわらず、電気機関車を持っていませんでした。従って、貨物列車は、写真の電動貨車や電車が機関車の代わりに牽引していました。



この当時、お客を乗せた電車が貨車を引っ張る混合列車や、この写真のように電動貨車が貨車を2・3両引っ張る貨物列車にあこがれていましたので、この写真が撮れて無茶苦茶嬉しかったです。
新潟交通Q

灰方〜燕 1972(S47).3.21 

田んぼの中を貨物列車が走ります。
カーブを曲がって、背景もスッキリしました。

上の写真Pの続きです。
線路はこのあたりで大きくカーブし、ほぼ直角に向きを変えますので、同じ場所で何カットか撮れました。
上のOPと、このQは同じ場所から撮っています。
新潟交通R

灰方〜燕 1972(S47).3.21

上の貨物列車の16分後に、今度は逆方向から貨物列車がやってきました。
電車が電気機関車の代わりに貨車を引っ張っています。
新潟交通S

灰方〜燕 1972(S47).3.21

上の写真Rの続きです。
電車牽引の貨物列車がカーブを曲がって燕に向かいます。
 
新潟交通(21) Nさん撮影

灰方  1973(S48).3.24

灰方での列車交換です。

電車側面の広告が・・・チョット
新潟交通(22) Nさん撮影

燕  1973(S48).3.24 

終着駅「燕」です。

この駅で、国鉄の弥彦線と接続していました。

左の電車は気動車改造のクハ37号で、新潟交通の中でもマイナーな車両でしたが、なんとトミーテックの「鉄コレ」シリーズで模型化されました。
上の方に出てくるモワ51号や、新潟交通の顔ともいえる車体更新されたモハ10形も模型化されています。

この頃は、外観で大きく分類すると5種類の電車がいたのですが、それが全部「鉄コレ」で模型化されたわけで、新潟交通を訪問した頃は、そんな時代が来るとは夢にも思いませんでした。
新潟交通(23)

燕  1981(S56).11.16 

燕駅で入換をする電動貨車モワ51号です。
この翌年7月に貨物輸送が廃止されていますので、最後の頃の活躍です。
 Topページへ戻る  3:六分・味方へ