名古屋市電   お正月の熱田神宮前1/2

名古屋市電-熱田神宮前をリニューアルしました(2020.7.20) → こちらをご覧ください

名古屋市電 

熱田神宮前@   1972(昭和47)年1月1日

1972(昭和47)年の元日はあいにくの雨でした。
老夫婦が停車中の市電に乗り込みます。
この写真の左側に名鉄神宮前駅、右側に熱田神宮がありますので、横断歩道は信号が変わるたびに人であふれました。

「熱田神宮前」電停を通る市電は、当時 金山橋〜熱田神宮前〜昭和町の「21」系統のみでしたが、お正月は金山橋〜熱田神宮前に「臨」系統が増発され、電停には臨時係員を配置し初詣客を輸送していました。


廣田尚敬さんの写真集「魅惑の鉄道」の中に、「鎌倉の春」というコーナーがあり、初詣客で賑わう北鎌倉駅の情景が見事に表現されていました。電車よりも、にこやかな晴れ着姿の女性が主役になった写真でした。私はその写真に感化されて、「熱田神宮前の春」を撮りに出かけたのですが、雨に降られてしまいました。
↓熱田神宮前A 1972(S47).1.1
 左のホームは市電から降りた人、右のホームは市電を待つ人であふれています。
 
名古屋市電

熱田神宮前B 1972(S47).1.1 

熱田神宮の東門から境内へ入ってすぐのところです。
名鉄電車or市電に乗って熱田神宮初詣に来た人の通り道ですので、混雑するところです。
屋台が軒を連ねていました。

雨は一旦小やみになったようです。
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熱田神宮前C 1972(S47).1.1

熱田神宮の東門の入口付近です。

市電の向こう側が名鉄神宮前駅ですが、当時はまだ木造駅舎でした。

 
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熱田神宮前D 1972(S47).1.1 

背景は、熱田の杜です。
  
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熱田神宮前E 1972(S47).1.1

ここも熱田神宮東門付近ですが、上のBCの場所から150mくらい南に離れ駅から遠いので、空いています。
   
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熱田神宮前F 1972(S47).1.1 

子供用のパチンコ台と裸電球
懐かしいですね!
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熱田神宮前G 1973(S48).1.1 

ここから下は、上の写真@〜Fの1年後です。

また元日に熱田神宮へ行きました。

1年前と違い、雨は降りませんでしたが、曇って肌寒い天気でした。

歩道橋の上も下も人が一杯ですね。
写真を見ると、上は左(熱田神宮)行き、下は右(神宮前駅)行きの一方通行のような感じです。
東門の入場規制を行っているようで、歩道橋の上の人は止まっているみたいです。
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熱田神宮前H 1973(S48).1.1

人がいっぱいの歩道橋を歩きながら撮りました。

「熱田神宮前」折り返しの「金山橋」行き臨時列車がつながっています。
昭和町行き「21」系統はなかなか来ないようです。
熱田神宮前I 1973(S48).1.1 市電を待つお客さんと係員です  熱田神宮前J 1973(S48).1.1 市電が到着しました
 
名古屋市電

熱田駅前@ 1973(S48).1.1

熱田神宮前から金山橋行きの市電に乗りました。

国鉄熱田駅前の交差点で信号待ちです。
前方に「熱田駅前」電停が見えます。
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熱田駅前A 1973(S48).1.1

熱田駅前交差点を通ります。

対向電車の足下に手前側へ分岐する線路が見えます。
昔はここで分岐し、白鳥橋経由名古屋港行きの市電が走っていました。

 
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金山橋@ 1973(S48).1.1

終点の金山橋に到着しました。
かなりのお客さんが乗っていました。
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金山橋A 1973(S48).1.1

熱田神宮前行きの市電は満員で出発していきます。
名古屋市電が活躍していた時代の1コマです。
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