木曽森林鉄道    松原(上松起点23.2km) 

木曽森林鉄道 松原@

松原 1974(昭和49).3.23

木曽森林鉄道王滝本線のほぼ中間に松原駅がありました。
木曽森林で印象に残っている中間駅は、田島、大鹿、滝越です。
田島と大鹿の間に松原駅があったということですが、私はその間を何回も歩きましたが松原駅の存在は全く記憶に残っていません。

左の写真は、大鹿から田島へ歩いている途中に撮ったものです。客車の後ろに分岐する線路が見えます。
他の人の写真などから、この向こう側が松原駅であったと思われます。
木曽森林鉄道 松原A

松原 1974.3.23

上の写真@の続きです。振り返って撮りました。
ここに踏切がありました。

 
木曽森林鉄道 松原B

松原スポーツ公園 2007(H19).11.3 

2007(平成19)年11月3・4日に松原スポーツ公園で「第2回 森林鉄道フェスティバル」が開催されました。

写真はそのときの模様です。
ボランティアと地元の皆さんのご尽力により、線路が敷設され、機関車やモーターカーが動態保存されています。

この松原スポーツ公園は、牧尾ダム堆砂事業により、長野県西部地震で御岳湖に流れ込んだ土砂を、当時の松原駅付近の上に埋め立て再整備された公園です。
埋め立てにより、現役時代の軌道敷より
20m高くなっていますが、そこに線路が徐々に敷設されていきました。
この当時は線路延長約400mで、この場所が終点でしたが、3年後(2010年)には更に延伸され832mに達しました。

木曽森林鉄道 松原C

松原スポーツ公園 2007(H19).11.3 

上の写真Bと同じときです。

動態保存されているN0.132号機関車がトロッコにお客さんを乗せて走っていました。
紅葉がきれいでした。
木曽森林鉄道 松原D

松原スポーツ公園 2010(H22).10.10

前回の森林鉄道フェスティバル(BC)から3年後の、2010(平成22)年10月9・10日に「第3回 森林鉄道フェスティバル」が開催されました。
10月10日に、5年の歳月をかけてボランティアにより建設された832mの保存軌道「せせらぎ線」の開通記念式典と、動態保存車両の走行が行われました。
運材車2両も花を添えてくれました。

頂上付近がちょっと雲に隠れていますが、御嶽山をバックに復元された運材列車です。
木曽森林鉄道 松原E

松原スポーツ公園 2010(H22).10.10

運材列車が「せせらぎ線」の撮影ポイントの木橋を渡ります。
木曽森林鉄道 松原F
松原スポーツ公園 2010(H22).10.10

せせらぎ線の終点です。ここで機回し入換を行い折り返します。後ろの客車は、きれいに整備し直されたB型客車です。

下の写真は、松原スポーツ公園内にあった看板です。この看板の20mくらい下に松原駅がありました。
 
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