「みやま号」のスジを 赤くなぞりました。

木曽森林鉄道   本谷 (上松起点48.1km)王滝本線の終点

  木曽森林鉄道 本谷@

本谷 1974(昭和49).10.16

森林鉄道の終点・本谷の全景です。

上松から3時間20分かけて走ってきた「みやま号」は、入換を終わり、上松へ戻る準備をして停車中です。
(写真手前が上松方面です)
  木曽森林鉄道 本谷A

本谷 1974.10.16  Nさん撮影

本谷停車中の「みやま号」です。

「みやま号」は、下の森林鉄道ダイヤのとおり、上松を8:40に出発し、本谷に12:00に到着します。48.1kmを3時間20分かけて走り通します。
林業関係者や地元住民の輸送が主たる目的ですが、滝越集落や山の合宿所への食料品等生活物資の輸送も担っていました。

本谷には1時間15分停車し、13:15に出発。上松到着は16:30です。

一般人も人数を制限して便乗を許可されましたが、この頃(廃止の半年前)は許可をもらうのがなかなか厳しい状況でした。

  
 
 ↑森林鉄道のダイヤ:「木曽の森林鉄道」銀河書房編(昭和48年発行)より  
   
本谷B 1974.10.16  「みやま号」です。
  木が伐採された山が背景になっています。
本谷C 1974.10.16 「みやま号」を後ろから
 この貨車に上松で生活物資を積み込んで滝越などに運んでいました。
   
本谷D 1974.10.16  本谷構内に停車中のモーターカーです。 本谷E 1974.10.16 SAKAIWORKS+客車も停まっていました。 
   
本谷F 1974.10.16 本谷の奥には更に支線が伸びていました。 本谷G 1974.10.16  本谷の奥です。左の写真Fの逆方向です。
   
本谷H 1974.10.16 本谷の奥の支線です。
 建物は、本谷第二製品事業所で、林業関係者の事務所兼合宿所だったと思われます
本谷I 1974.10.16 本谷の更に奥です。
 線路は更に奥の方へ続いていましたが、途中で引き返し、帰りの「みやま号」に乗りました。
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