津島軽便堂写真館

近鉄 養老線 2/2   旧型電車と貨物列車が走っていた頃の養老線   養老線1へ

養老線⑰

美濃津屋 1982(S57).4.4

桜の季節、養老公園へ花見に行った帰り道に、美濃津屋で撮りました。
養老線⑱

美濃津屋~駒野 1982(S57).4.4

桜と電車を一緒に撮れる場所がなかなかなくて、線路脇で撮りました。

5821号の元「かもしか号」です。

この電車は伊勢電鉄のモハ231形として1930(昭和5)年に登場、その後、合併などで複雑な経緯をたどり、1960(昭和35)年から南大阪線の5821形「かもしか号」として活躍しました。
養老線へは1970(昭和45)年に戻ってきました。

詳細は→近鉄・鉄路の名優をごらんください。

養老線⑲

美濃津屋~駒野 1982(S57).4.25

鯉のぼりが泳いでいましたので、ちょっと窮屈な構図ですが、ここで待ちました。
5301形(元・関西急行電鉄モハ1形)が来ました。
養老線⑳

美濃津屋~養老 1982(S57).4.25

養老に向け、畑の中を走り去る5301形です。
養老線(21) Nさん撮影

美濃山崎~駒野 1983(S58).1.16

ミカン畑と養老線と揖斐川です。

この正面の遙か彼方に白いビルがかすかに見えます。今は建替のために壊された名駅の名古屋ターミナルビルです。
(今は同じ方向に名駅のタワーズが見えます)
養老線(22) Nさん撮影

多度~美濃松山 1992(H4).5.5

多度山からの俯瞰です。
東南東を見ています。
右端上に東名阪道が木曽川を渡る橋が写っています。もう少し左に振れば木曽三川公園になります。

養老線は、この少し右で多度川鉄橋を渡り、多度駅に到着します。
←養老線(23) 多度~美濃松山 1992(H4).5.5 Nさん撮影
多度山からの大俯瞰です。上の方に木曽三川も写っています。
上から、木曽川(中堤)長良川、少し間を置いて揖斐川です。

↓多度山上展望台より木曽三川公園 2013(H25).5.17
現在の多度山からの眺望です。上と左のNさんの写真(22・23)に刺激を受けて撮りに行きましたが、山上展望台から養老線は見えませんでした
(名駅のタワーズは見えましたが)。左の写真の少し右を見ています。
 ↓ここから下は、最近撮った写真です。100年を迎えた養老鉄道は今も頑張って走っています。
養老線(24) 美濃山崎~駒野 2013(H25).7.19

ここは、天井川トンネルが二つ連続してある場所です。大きいトンネルの上から小さいトンネルを見ました。小さいトンネル(天井川跡)の上は草が生い茂り、立入不可能でした。
前頁の⑮⑯の写真の逆方向から見ています。従って、この真下のトンネルポータルには「文明惠澤」の扁額が付いています。
養老線(25) 美濃山崎~駒野 2013(H25).7.19

天井川のトンネル上から美濃山崎方を見ました。左の写真(24)の逆方向です。右にカーブした先が美濃山崎駅です。天井川の両側に道路があり、その下を潜るトンネルなので、立派なトンネルです。
前頁の⑭の写真の逆方向から見ています。従って、この真下のトンネルポータルには「日就月將」の扁額が付いています。
養老線(26) 石津~美濃山崎 2013(H25).7.19

岐阜の県道1号線の海津橋近くにある、般若谷の天井川トンネルです。このトンネルも、天井川の両側にある道路を一緒に潜る立派なもので、石津側のトンネルポータルには扁額が取り付けてありました。
扁額を拡大したのが右の(27)です。
養老線(27) 石津~美濃山崎 2013(H25).7.19

般若谷天井川の扁額を右から読むと「四海為家」と解釈できます。
この四文字熟語の意味をインターネットで調べると→こちら
天子の任務の範囲が広大であること。帝王の事業がさかんな例え。「四海」は、その国の四方を取り巻く海、また、その海の内にある国中、天下のこと。天下を自分の家とすることから、天子の統治権の広大さをいう。また、世の中のどこでも自分の家があるという意から、定まった住所がなく放浪することもいう

養老線(28)

石津~美濃山崎 2013(H25).7.19

般若谷天井川トンネルを、美濃山崎側の踏切から見ました。
桑名行きの電車が通り過ぎたところです。
上の写真(26・27)のトンネルを逆方向から見た写真です。こちら側には扁額がありません。


なお、養老~美濃津屋にも小倉谷の天井川トンネルがありますが、現地確認したところ、扁額はなかったです。
養老線(29) 養老 2013(H25).6.16

養老駅での交換風景です。
↓養老線(30) 桑名 2013(H25).4.5

復活塗装のラビットカー。
養老鉄道のHPによれば、ラビットカーはH25.7.5~9月中頃まで定期検査で運用離脱中です。
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参考図書:「鉄道ピクトリアル<特集>近畿日本鉄道」No.569 1992.12月臨時増刊号 鉄道図書刊行会発行