京都市西部を走る嵐電です。上図青線の京福電鉄嵐山本線(四条大宮~嵐山)と北野線(北野白梅町~帷子ノ辻)を嵐電と呼びます。 北野線の鳴滝~宇多野(旧・高雄口)間には左図のように桜のトンネルがあり、毎年桜の季節は賑わいます。 ↑国土地理院発行1/20万「京都及大阪」S43.3.30発行に追記 ←Yahoo!地図に追記 |
嵐電・鳴滝の桜① 鳴滝~高雄口 1983(S58).4.8 嵐電・桜のトンネルです。 線路際では子供たちが土筆とり!この当時、線路際の土筆採りは春の風物詩でした。 この日は、蹴上→八瀬遊園→鞍馬へ行ったあと、ここへ来ました。 写真はモボ111形(117)ですが、モボ101・111・121形の車体は同じ形で、当時の嵐電の標準形でした。 →Wiki モボ101形 |
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嵐電・鳴滝の桜② 鳴滝~高雄口 1983(S58).4.8 モボ121形(129)です。 運転台横には、花見の子供たちが乗っていました。 |
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嵐電・鳴滝の桜③ 鳴滝~高雄口 1983(S58).4.8 モボ301形です。 1971(昭和46)年に2両登場した、当時の最新形でした。 (この写真撮影の翌年にモボ501形が登場) |
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嵐電・鳴滝の桜④ 鳴滝~高雄口 1983(S58).4.8 線路から少し離れて帷子ノ辻行きを撮りました。 この電車も、先頭に花見の子供たちが乗っていました。 |
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嵐電・鳴滝の桜⑤ 鳴滝~高雄口 1983(S58).4.8 上の写真④の次の帷子ノ辻行きです。望遠で撮りました。この電車の先頭にも花見の子供たちが… 写真①~⑤を見ると、全部お客さんが運転台横に立ち、先頭で花見をしていました。 |
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嵐電・鳴滝の桜⑥ 鳴滝~高雄口 1994(H6).4.10 鉄橋を渡った帷子ノ辻行きの後ろ姿です。川の名前を調べたら御室川でした。この鉄橋から北(手前)側が桜のトンネルになっています(上の地図参照)。 上の写真①~⑤の11年後です。 この時はNさんと一緒に桜満開の京都を訪ねました。 1929(昭和4)年製のモボ101形ですが、301形と同じ車体に更新されていました。 |
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嵐電・鳴滝の桜⑦ Nさん撮影 鳴滝~高雄口 1994(H6).4.10 桜のトンネルにモボ611形(614)が来ました。 モボ611形は、モボ111形の機器を再利用して1992~93(平成4~5)年に6両が製造されました。 同じ車体形状でモボ121形から機器流用したモボ621形(621~625)が1990~96年に製造されました。 →Wiki モボ611形 |
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嵐電・鳴滝の桜⑧ Nさん撮影 鳴滝~高雄口 1994(H6).4.10 綺麗な桜のトンネルを走るモボ301形です。 |
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嵐電・鳴滝の桜⑨ 鳴滝~高雄口 1994(H6).4.10 モボ621形の北野白梅町行きです。 |
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嵐電・鳴滝の桜 ←⑩ ↙⑪ 鳴滝~高雄口 1994(H6).4.10 1994(平成6)年の嵐電・鳴滝の桜の写真はこれで終わりです。 この後→仁和寺→京津線蹴上→円山公園→清水寺と観光を兼ねながら京都の桜の名所めぐりをしました。↓ 京津線 蹴上の桜 円山公園しだれ桜 清水寺 |
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嵐電・鳴滝の桜⑫ 鳴滝~宇多野 2012(H24).4.7 高雄口駅は2007(平成19)年に宇多野駅と改称されました。 3度目の鳴滝訪問でしたが、桜は五分咲き程度で、桜の木も昔ほど勢いがないように感じました。 写真のモボ2001形(2002)は、2001(平成13)年に2両製造された嵐電の最新鋭車両で、この2両だけがVVVFインバータ制御のカルダン車です(他は抵抗制御の吊掛車)。 |
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嵐電・鳴滝の桜⑬ 鳴滝~宇多野 2012(H24).4.7 京紫色のモボ611形です。 嵐電は、開業100周年の2010(平成22)年から車体色を「京紫」に順次変更しています。 写真を見ると、桜ライトアップ用の照明装置が並んでいます。 約20年間開催された「嵐電・桜のトンネルライトアップ」も、桜木の老齢化のため、今年(2020/R2年)から桜のトンネルライトアップ休止という案内が嵐電HPに掲載されました。 |
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津島軽便堂 | 2020(R2).4.4up |
参考図書: 「世界の鉄道'73」 朝日新聞社 1972(昭和47)年10月発行