京福電鉄 越前・永平寺線 3/4  1977(昭和52)年3月+α   越前・1  越前・2     越前・4

京福−福井(28)

 福井口 1977(S52).3.20

私の3度目の京福電鉄福井支社訪問です。
前回の訪問から4年後でした。
前日に尾小屋鉄道のサヨナラ運転が行われ、それを撮りに行き、小松駅前に泊まり、翌日に福井口を訪問しました。

車庫の奥にテキ512号がいました。
この機関車は、国有鉄道(当時は鉄道院)最初の電気機関車で、明治43年にアプト式の碓氷峠電化の際にドイツから輸入された10000形です。その後EC40形と改番され、後継機(アプト式ED42形)の導入により廃車となり、1941(昭和16)年に京福電鉄に払い下げられました。1970(昭和45)年に廃車になったということですが、そのまま車庫の片隅に置いてありました。
同時に払い下げられたテキ511号は、明治時代の姿に復元されるため国鉄に戻り、、鉄道記念物に指定されて軽井沢に保存されています。
京福−福井(29)

 福井口 1977(S52).3.20

福井口の車庫の更に奥には油槽所があり、タンク車の入換用に.加藤製作所(KATO WORKS)の機関車が活躍していました。

自動連結器が大きく感じます。
京福−福井(30) 福井口 1977(S52).3.20

KATO WORKSを真横から撮りました。
京福−福井(31) 福井口 1977(S52).3.20

1067mmのKATO君です。あまり違和感はないですね。

京福−福井(32)

 福井口 1977(S52).3.20

横の越前本線を福井行きの電車が通りました。

正面から見たKATO WORKSの車体幅は、線路の幅よりほんの少し広い程度です。
京福−福井(33)

 福井口 1977(S52).3.20

入換用にもう1両のディーゼル機関車がいました。ロッド式の機関車でした。

背景には、塗装のはがれた元南海電車が停まっていました。
京福−福井(34)

 福井口 1977(S52).3.20

テキ6号です。

京福電鉄福井支社にいた数多くの電動貨車(タイプ)の中で、最後まで残ったのが、この6号です。

テキ6号は、えちぜん鉄道に引き継がれ、車庫内の入換に活躍していましたが、現在は引退して勝山駅の横に保存されています。

ワールド工芸からテキ6号のNゲージ模型が発売されましたので、早速購入しました。快調に走っています。


このあとの写真(35)〜(41)は、テキ6号のその後の写真です。
(35) えちぜん鉄道・福井口 2004(H16).2.29

上の写真(34)の27年後です。「えちぜん鉄道」の福井口車庫です。
テキ6号(→ML6と改称)が車庫の入換に活躍していました。
愛知環状鉄道の改造2次車6101号の搬入日です。改造工事をした名鉄住商工業からトレーラーで運搬され、クレーン車で降ろされた6101号を、テキ6号がピットまで入換しました。
(36) えちぜん鉄道・福井口 2003(H15).7.8

左の写真(35)の約半年前です。テキ9号は車庫の倉庫になっていました。
この前年に「えちぜん鉄道」が設立され、この年に運転休止中の京福電鉄越前本線・三国芦原線を譲り受けました。
2003(平成15)年7月19日に「えちぜん鉄道・開業」出発式が行われ、越前本線(→勝山永平寺線と改称)と三国芦原線が(部分)運転再開されました。
(37) えちぜん鉄道・三国港 2006(H18).10.14

鉄道の日のイベントで、テキ6号と凸型のテキ521・522号が三国港に展示されると聞いたので、えちぜん鉄道に乗って見に行きました。
(38) えちぜん鉄道・三国港 2006(H18).10.14

テキ6号の車内です。車内へも自由に入ることができました。
←(39) えちぜん鉄道・三国港 2006(H18).10.14
  脚立を使って車内に入ります。車両係員がサポートします。
↑(40) えちぜん鉄道・勝山 2012(H24).4.6

テキ6号は、勝山駅前に動態保存されました(動かせる距離はわずかですが)
 (41) えちぜん鉄道・勝山 2012(H24).4.6 保存されたテキ6号の横にある説明用の看板です。無蓋貨車ト68号も一緒に保存されています。

京福−福井(42)

 福井口 1977(S52).3.20

再び、1977(昭和52)年の京福電鉄福井支社の写真に戻ります。

越前本線と三国芦原線の間から車庫の方を見ると、テキ531号がいました。
東芝標準型の凸型電気機関車です。 
京福−福井(43)

 福井口 1977(S52).3.20

上の(42)を撮った場所から福井口の駅方向を見ました。
東古市方面行きの急行列車が出発しました。 

いかにも元東急車というスタイルの284号です。 
京福−福井(44)

 福井口 1977(S52).3.20

上の(43)を撮った場所から振り返って撮りました。
上の元東急電車が走りすぎました。後ろも元東急の283号でした。

テキ531号は、1942(昭和17)年の東芝製で、宮城電鉄(現:JR仙石線)に納入され、自重:35tのためED35形となりました。宮城電鉄の国有化により国鉄ED35形となり、その後ED28形に形式変更されました。
京福電鉄福井支社にいたテキ511号を国鉄がEC40形に復元保存することになり、その代車として京福電鉄にやってきました。 
京福−福井(45)

 福井口 1977(S52).3.20

三国港から来た福井行き元南海電車の後ろ姿です。

松岡・東古市方面へ乗り換えるお客さんが駅舎のある1番ホームへ歩いています。
 
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