津島軽便堂写真館

伊予鉄道 3/3 松山市内線2 南堀端~道後温泉、城北線   伊予鉄1へ    松山市内線1

松山市内線(22) Nさん撮影

 南堀端 1973(S48).12.29

50形の後期形の62~64(前頁⑲)と同じ車体ですが、この1002は、その1年前に製造された元・呉市電です。
呉市電は1962(昭和37)年に廃止され3両(1001~1003)が伊予鉄道へ譲渡されました。

松山市駅前を出た道後温泉行きは、この交差点を右へ曲がります。
松山市内線(23) Nさん撮影

南堀端~市役所前 1973(S48).12.29

お堀端を走る市内電車です。市役所付近の歩道橋から見ました。
中央の交差点を左へ曲がると、松山市駅前です。

なお、この写真を撮った歩道橋は、その後撤去されたようです。
松山市内線(24) Nさん撮影

 市役所前 1973(S48).12.29

市役所前電停です。
上の写真(23)と同じ歩道橋から90°向きを変え、北を見ました。
松山市内線(25・↙26・↓27)

 市役所前 1977(S52).5.2

松山城と市内電車です。

松山城を背景にしたこの場所は、大手町の平面交差と共に、松山市内線No.1・2を争う撮影ポイントです。

(歩道橋が撤去されたので、23~27のような俯瞰撮影はできなくなりましたが…)


←(25)50形後期形66・67のすれ違い


↙(26)50形後期形67・69のすれ違い


↓(27)50形前期形53・57のすれ違い


 なお、
前期形は51~61、後期形は62~78

松山市内線(28)

 上一万 1977(S52).5.3

道後温泉行きと環状線の電車が分岐する上一万です。

北から南を見た写真で、左(東)方向が道後温泉、手前右方向が平和通一丁目
松山市内線(29)

 道後温泉 1977(S52).5.2

歴史を感じる道後温泉駅です。
道後温泉駅をネット(Wiki)で調べると軽便の道後鉄道が道後駅を1895(明治28)年に開業しています。その後、伊予鉄道に合併し1911(明治44)年に改軌・電化を行い駅舎新築とありますから、そのときにできた駅舎と思われます。
1986(昭和61)年に駅舎をリニューアルしたそうです。
松山市内線(30)

 道後温泉 1977(S52).5.2

風格のある立派な駅舎ですね!
松山市内線(31)

 道後温泉 1977(S52).5.2

上の写真の反対側から駅舎を見ました。
松山市内線(32) railbusさん撮影

 道後温泉 2006(H18).10.8

道後温泉駅の夜景です。
道後温泉は夜遅くまで賑わっています。

1986(昭和61)年に駅舎はリニューアルされ、昔の面影を残しながら綺麗になりました。
松山市内線(33)

 道後温泉 2007(H19).8.18

綺麗になった道後温泉駅舎と坊ちゃん列車です。
坊ちゃん列車が復元運行されたのは2001(平成13)年で、動力はディーゼルですが、昔の面影を伝えています。

運行終了後、翌朝の運行開始まで、道後温泉駅の引込線に留置、展示してあります。
道後温泉に宿泊し、翌朝撮りました。
Yahoo松山市地図(一部加筆)

松山市内線路線図です。

平和通1丁目から鉄砲町・木屋町を通り古町までが城北線で、単線の専用軌道を市内電車が走っています。
単線ですが、沿線には大学・高校・病院などがあり、また、城南線等と環状運転を行い、中心市街地へ乗換なしで行ける便利さから賑わっています。
その城北線の40年前の写真をご覧ください。
松山市内線(34) 平和通一丁目 1973(S48).12.29 Nさん撮影

赤十字病院前方から見ました。道路に挟まれたところに電停が!
松山市内線(35) 平和通一丁目 1977(S52).5.3

上一万方から見ました。後ろには、松山赤十字病院があります。
←松山市内線(36) 赤十字病院前 1977(S52).5.3

赤十字病院前に停車中の電車です。
右側は愛媛大学の構内で、松山赤十字病院は、手前側にあります。
松山市内線(37) 鉄砲町 1977(S52).5.3

交換駅・鉄砲町に到着する電車です。
向こう側が清水町方面なので、環状線時計回りの電車です。
松山市内線(38)

 鉄砲町 1977(S52).5.3


この駅で反対電車を待ちます。

上のYahoo松山市地図を見ると、この駅近くに大学が集まっています。
雀荘や喫茶店など、まさに昭和の学生街ですね!
松山市内線(39)

 鉄砲町 1977(S52).5.3


鉄砲町を出発していく元・南海和歌山市内線の81号です。
他の電車に比べ細長いスマートな姿でした。
松山市内線(40)

 鉄砲町 1977(S52).5.3


上の写真(38・39)の逆方向から見た鉄砲町です。
左の電車が、上一万→大街道→市駅前行き、右の電車が、古町→国鉄駅前→市駅前行きです。
松山市内線(41)

 木屋町 1977(S52).5.3


交換駅・木屋町に到着した環状線反時計回りの電車です。
松山市内線(42)

 木屋町 1977(S52).5.3


50形前期形の54・56号の交換です。

同じ前期形でも、側面構造(側窓等)が異なることがわかります。
松山市内線(43) Nさん撮影

本町六丁目 1973(S48).12.29


本町六丁目で、本町線と城北線がT字状に接続しています。

城北線の電車が踏切を通過しています。城北線の電停はこの踏切の両側にあり、手前の安全地帯が本町線終点の電停です。
松山市内線(44) Nさん撮影

萱町六丁目 1973(S48).12.28


環状線の電車81号が萱町六丁目に到着します。
踏切を挟んで両側に方向別の電停があります。

城北線は次の古町(手前側)までですが、電車は国鉄駅前を通り、市駅前まで直通します。
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参考図書: 「世界の鉄道'73」朝日新聞社1972(S47).10.14発行
       「世界の鉄道'76」朝日新聞社1975(S50).10.14発行
       「レイル No.9」プレスアイゼンバーン 1983(S58).10.31発行