津島軽便堂写真館

伊予鉄道 2/3 松山市内線1 古町~国鉄駅前~大手町駅前~松山市駅前   伊予鉄1 松山市内線2

伊予鉄道松山市内線は左図の路線網があります。古い路線で建設時期が異なったり、合併もあったため、路線名が分かれています。
古町~上一万の城北線は、法規上は郊外路線と同じ鉄道線ですが、市内電車の環状線の一部となっています。

紫色で高浜線などの鉄道線も記入しました。
前ページでも記しましたが、市内線と高浜線との平面交差が2ヶ所あり、そこが撮影ポイントになっています。
古町駅構内の平面交差部の写真は前ページで掲載しましたので、古町から反時計回りで、国鉄駅前、大手町駅前を経由し、松山市駅前までの写真をご覧ください。

←「世界の鉄道'73」の松山市内線路線図を加筆・修正しました
松山市内線① Nさん撮影

 古町 1973(S48).12.28

低床ホームに停車中の50形59号です。
手前側が市内線用の低床ホームでその右側に高浜線の高床ホームがあります。
重厚な路面電車と、古いホーム上屋が良い感じでした。


当時、50形は松山市内線の主力で、前期形(51~61)、後期形(62~78)の計28両がいました。前期形と後期形では車体形状が全く異なるので同じ形式には見えません・・・
松山市内線②

 古町 1977(S52).5.3

上の写真(21)の反対側から見た古町駅です。
近づいてくる電車は、元南海和歌山軌道線の81号です。
松山市内線③

 古町 1977(S52).5.3

古町停車中の59号です。
祝日(憲法記念日)のため、正面に国旗が飾られていました
「日の丸」と交差するのは「いびし」のマークが描かれた伊予鉄道の旗です。
↓「いびし」マーク
 イを4つ組み合わせて「イヨ」
松山市内線④ Nさん撮影

 国鉄駅前 1973(S48).12.28

国鉄松山駅前にある立派な電停です。
50形の後期形74号です。広告電車になっていました。
松山市内線⑤

 国鉄駅前 1977(S52).5.3

国鉄駅前で折り返す道後温泉行き64号です。

国鉄駅前から向こう側は単線になっていました。
松山市内線⑥

 国鉄駅前 1977(S52).5.3

ソテツの木越しに電車(64号)を見ました。

上の写真④の反対側から撮った写真です。
松山市内線⑦

 国鉄駅前 1977(S52).5.3

上の写真⑥と同じ場所から望遠で駅前電停方向を撮りました。
松山市内線⑧

 国鉄駅前 1977(S52).5.3

駅前で直角に曲がるところは緑地帯になっていました。
左奥が国鉄松山駅で、電車58号は右方向の国鉄駅前電停に向かっています。
松山市内線⑨

 国鉄駅前 1977(S52).5.3

国鉄松山駅の駅前通りです。
ソテツの横から東(大手町方向)を見ました。
松山市内線⑩ 1977(S52).5.3

 国鉄駅前~大手町駅前

上の写真⑨と同じ場所で、望遠で撮りました。
左側の電車の左が大手町駅前電停です。

正面に見える鉄塔は、NHK松山放送局の送信塔と思われます。
松山市内線⑪

 大手町駅前 1977(S52).5.3

大手町電停の平面交差の踏切を高浜線の電車が横断します。
松山市内線⑫

 大手町駅前 1977(S52).5.3

ちょうど、市内電車の前を郊外電車が横切りました。

路面電車と郊外電車の平面交差は、昔はそれなりにあったのですが珍しい存在でした。
路面電車の廃止などにより、今は、ここだけが残ったようです!
松山市内線⑬

 大手町駅前 1977(S52).5.3

上の写真⑫の続きです。
高浜線の電車が右にある大手町駅に到着します。
松山市内線⑭ Nさん撮影

 大手町駅前 1973(S48).12.28

市内線の50形70号が、高浜線200形が通過するのを待っています。
松山市内線⑮ railbusさん撮影

 大手町駅前 2006(H18).10.9

大手町駅の上にある伊予鉄のビルからrailbusさんが撮りました。
絶好のタイミングでした!

上の写真⑭から33年後です。
市内線には低床式の2100形電車が登場していました
(平面交差左)
郊外電車は元京王の電車に置き換えられていました。800系電車(元京王2010系)が平面交差を渡っています。
松山市内線⑯ railbusさん撮影

 大手町駅前 2006(H18).10.9

上の写真③⑭の約30年後ですが、祝日
(体育の日)に国旗を飾る伝統は守られているようです。

この市内電車(50形・後期形)は30年前とあまり変わりませんが、屋根上にクーラーが付きました。
700系電車(元京王5000系)が平面交差を横断しました。
松山市内線⑰ Nさん撮影

西堀端~南堀端 1973(S48).12.28

お堀端の南側を走る市内電車です。
このカーブを曲がり、西堀端を通り枝線の本町六丁目に向かいます。
松山市内線⑱ Nさん撮影

西堀端~南堀端 1973(S48).12.28

上の写真⑰と同じカーブを曲がる、国鉄駅前行きの市内電車です。
松山市内線⑲ Nさん撮影

 松山市駅前 1973(S48).12.28

松山市駅前電停を出てきて、道後温泉に向かう市内電車です。

後方の駅ビルが郊外電車のターミナル松山市駅です。
松山市内線⑳

 松山市駅前 1977(S52).5.2

松山市駅前電停の奥の行き止まりから見ました。
松山市内線(21)

 松山市駅前 1977(S52).5.2

松山市駅前電停の行き止まり部分です。

停車中の81号は、元南海・和歌山市内線の321形電車でした。
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参考図書: 「世界の鉄道'73」朝日新聞社1972(S47).10.14発行
       「世界の鉄道'76」朝日新聞社1975(S50).10.14発行
       「レイル No.9」プレスアイゼンバーン 1983(S58).10.31発行