北陸鉄道 2/3 金沢と名古屋を結ぶ予定だった金名線です。 1.小松線へ 3.能美線他へ
北陸鉄道金名線@ 白山下 1972(S47).8.24 金沢と名古屋を結ぶという壮大な構想で途中まで作られた金名線ですが、ここ白山下が終点(起点)でした。 加賀一の宮〜白山下16.8kmを金名線と呼んでいましたが、電車は加賀一の宮から石川線に直通し、金沢市内のターミナル野町まで走っていました。 金名線は、1984(昭和59)年12月に運転休止され、そのまま1987(昭和62)年4月に廃止となりました。 この当時、既に昼間の運行は中止されており、朝、何往復かしたあとは、夕方まで列車は走りませんでした。 午前中の最終列車が白山下駅で、折返し待ちをしています。 →北陸鉄道の地図 |
|
北陸鉄道金名線A 白山下 1982(S57).5.28 上の@の約10年後です。 金名線へ2度目の訪問でした。 10年前と同じ3751号が白山下に停まっています。 夕方の最初の列車です。15時頃でしょうか? |
|
北陸鉄道金名線B 白山下 1972(S47).8.24 白山下の駅前には、電車からの乗り継ぎ客を待つボンネットバスが停まっていました。 行先幕を拡大して読むと「岩間温泉」と書いてあるようです。 |
|
北陸鉄道金名線C 白山下 1982(S57).5.28 上のBの約10年後です。 同じように、駅前にバスが停まっていましたが、さすがにボンネットバスは引退していて、普通のバスでした。 電車も駅舎も10年前と同じでしたが・・・ |
|
北陸鉄道金名線D Nさん撮影 白山下 1973(S48).3.21 Nさんは尾小屋を早朝に出発して、白山下に到着しました。 私の訪問の1年後でしたが、ボンネットバスは健在でした。 |
|
北陸鉄道金名線E 白山下 1972(S47).8.24 白山下にはボンネットバスがたくさんいました。 この頃、既にボンネットバスは珍しい存在だったので撮りました。 白山下のホームか、ホームに停車中の電車の中から撮った写真です。 |
|
北陸鉄道金名線F Nさん撮影 釜清水 1973(S48).3.21 金名線唯一の交換駅(当時)釜清水で交換する列車です。 上の写真Dの白山下に向かう途中で撮った写真です。 |
|
北陸鉄道金名線G 白山下〜三ッ屋野 1982(S57).5.28 夕暮れ迫る白山下を出発した電車です。 このときは、鶴来から白山下まで電車に乗り、白山下で上のACを撮り、チョット歩いてこの写真を撮りました。 このあと、貸切観光バスに乗り山中温泉に泊まったような気がします。 |
|
北陸鉄道金名線H 白山下〜三ッ屋野 1982(S57).5.28 上のGの列車の後ろ姿です。 行き先板は前面だけに付けていて、後ろ側には何も付けていません。 |
|
北陸鉄道能美線他へ | |
2012(H24).3.24up |
参考図書:
「新・消えた轍7 北陸-ローカル私鉄廃線跡探訪-」寺田裕一著 ネコ・パブリッシング2010.12.29発行