津島軽便堂写真館

国鉄 久大線2  鳥栖~筑後草野~夜明~日田~天ヶ瀬~豊後森~豊後中村   久大線1へ

久大線(24)

鳥栖 1970(S45).8.1

鳥栖駅で出発を待つD60 67牽引の久大線635列車・豊後森行きです。
鳥栖9:30→豊後森12:08

久大線の起点は久留米でしたが、大部分の列車は機関区のある鳥栖から出発しました。

この日は、瀬高のルノワルユースホステルを出発、この列車で終点の豊後森まで乗り、宮原線を乗りに行きました。

鳥栖から東へ、分水嶺・水分峠の手前まで順に写真を掲載します。
久大線(25)

筑後草野 1970(S45).8.4

朝靄の筑後平野です。
8620形牽引の629列車豊後森行きが筑後草野を7:00に出発しました。

肥薩線経由の夜行列車から鳥栖で久大線の始発列車に乗換え、railbusさんに引率されて山の上に登りました。
久大線(26) Nさん撮影

筑後草野 1970(S45).8.4

同上

前ページのダイヤ参照
国土地理院1/20万-熊本S46(下)・福岡S47(上)に駅名などを追記
久大線(27) Nさん撮影

筑後草野 1970(S45).8.4

上の629列車と筑後草野で交換したD60牽引の624列車鳥栖行きです。
久大線(28) railbusさん撮影

田主丸 1970(S45).8.4

汽車通学の学生さんが待つホームへ8620形牽引の626列車・鳥栖行きが到着しました。

上の写真(25~27)を撮ったあと、次の撮影地・夜明に向かう列車の車窓からです。(7:41)
railbusさんのHPは↓

煙の出るアルバムはお薦めです
久大線(29)

夜明 1970(S45).8.4

夜明を8:26に出発するD60牽引の628列車・鳥栖行きです。
朝の久留米方面(鳥栖行き)はSL客車列車が3本連続で走っていました。
夜明は日田彦山線の分岐駅です。
国土地理院1/20万-熊本(S46)に追記
久大線(30)

夜明 1970(S45).8.4

同上

きれいな杉木立でした。
久大線(31)

夜明 1970(S45).8.4

夜明を通過し、日田彦山線へ直通するC11の貨物列車です。
久大線(32) railbusさん撮影

日田 1970(S45).8.4

豊後森に向かう8620形の貨物列車です。

天ヶ瀬から日田彦山線に直通する急行「あきよし」の車窓から撮りました。

夏の九州旅行の思い出が懐かしくよみがえります。
久大線(33)

日田 1970(S45).8.1

豊後森行きの635列車です。
日田でしばらく停車したので、降りて撮りました。
久大線(34) Nさん撮影

杉河内~天ヶ瀬 1970(S45).8.4

杉河内から少し歩いて天ヶ瀬に向かう8620形の貨物列車を撮りました。

国土地理院1/20万-大分(S46)に追記
久大線(35)

杉河内~天ヶ瀬 1970(S45).8.4

由布院発で日田彦山線・伊田線・筑豊線経由の門司港行き急行「はんだ」です。

この最初の九州旅行では、カメラを2台持って行き、メインの一眼レフカメラで白黒写真を、サブの旧型カメラでカラー写真(ポジ)を少し撮りました。
久大線(36)

杉河内~天ヶ瀬 1970(S45).8.4

D60牽引の635列車・豊後森行きです。12時少し前に通りました。
久大線(37)

豊後森 1970(S45).8.4

豊後森駅10時頃の風景です。
8620形の貨物694列車が停車中。
(前頁ダイヤ参照)
久大線(38)

豊後森 1970(S45).8.4

同上

花壇がきれいだったので、カラーで撮りました。
久大線(39)

豊後森 1970(S45).8.4

豊後森で入換中の8620形です。

当時の機関車配置表を調べると、豊後森機関区には、C11形が1両、8620形が5両、計6両配置の小さな機関区でしたが、機関車はどれも綺麗に磨かれ、ピカピカでした。
久大線(40)

豊後森 1970(S45).8.1

豊後森に到着するD60 62の640列車です。
当時の時刻表で調べると18:43着でした。
久大線(41)

豊後森 1970(S45).8.1

夕日を浴びて黄金色輝くD60 62号です。

大分機関区のD60は綺麗に磨かれており、夕日を浴びて輝きました。
上の写真(40)の続きです。
元は白黒写真ですが、フォトショップエレメンツで色を付けました。
久大線(42)

豊後森 1970(S45).8.1

夕日を真っ正面から浴びたD60 62号のアップです。
久大線(43)

豊後森 1970(S45).8.1

D60 62牽引で到着した640列車は、豊後森が終着駅なので入換を始めました。
久大線(44)

豊後森 1970(S45).8.1

夕日に向かい入換中のD60です。
上の写真(43)の続きで、同じ場所から逆方向を見た写真です。
久大線(45) Nさん撮影

豊後中村~野矢 1970(S45).8.1

Nさんたちは、豊後中村駅で下車し、標高710mの城山に登りました。
なお、豊後中村駅は標高約440mで、駅から城山までの直線距離は2.3kmです。

railbusさんの知り合いの小川秀三さんが引率し、YaさんNさんと3人でヘトヘトになりながら、2時間以上かけて登頂に成功しました。

眼下を急行「由布1号」が豊後中村(左側)に向けて通り過ぎました。13時頃でした。
  ↑国土地理院1/20万-大分(S46発行)に駅名などを追記しました

←久大線(46) 城山の頂上 1970(S45).8.1 小川秀三さん撮影
中央が小川さん、左がN(西川)さん、右がYa(山本)さん。

先輩のrailbusさんに引率されて2週間の九州SL撮影旅行の写真です。総勢6人でしたが、旅行の途中で分割・併合を繰り返しました。
この日は、この3人がここで撮影、railbusさん・Tdさんと私の3人は豊後森から宮原線へ行きました。 →宮原線のC11
久大線(47) Nさん撮影

豊後中村~野矢 1970(S45).8.1

D60牽引の1635列車です。
豊後中村を13:33に出発しました。
煙が良い感じですね!

この列車を撮るために、城山へ登ったわけですが、その甲斐がありました。


この列車の写真が(52)まで続きます。
久大線(48) Nさん撮影

豊後中村~野矢 1970(S45).8.1

雄大な風景ですね。
「山頂からの撮影という快挙?を成し遂げた」と撮影者は大満足しています。
その引率者の小川さんは、railbusさんの知り合いで、機関車のメカに滅法強く、D60の個体識別ができる学生(当時)でした。

小川さんの写真は「転轍器」というサイトにたくさん掲載されています。↓
https://c57115.hatenablog.com/
久大線(49) Nさん撮影

豊後中村~野矢 1970(S45).8.1

52年以上前の風景です。

現在どうなっているかと、航空写真やYouTubeの前面展望画像を見る、木々が生長して見晴らしが悪くなっているようです。
久大線(50) 豊後中村~野矢 1970(S45).8.1 Nさん撮影

大草原のような風景の中を走ります。上の写真(45~48)と同じ場所で撮っています
久大線(51) 豊後中村~野矢 1970(S45).8.1 Nさん撮影

左の写真の続きです。この鉄橋を渡ると、間もなく野矢駅です。
久大線(52) 小川秀三さん撮影

豊後中村~野矢 1970(S45).8.1

上の写真(51)と同じ場所です。
雄大な風景ですね!

ここまでが、D60牽引の1635列車です。
久大線(53) 小川秀三さん撮影

豊後中村~野矢 1970(S45).8.1

野矢駅で1635列車と交換した636D(普通・日田行き)が坂を下ってきました。
有り合わせの気動車を寄せ集めたような列車でした。
久大線(54) Nさん撮影

豊後中村~野矢 1970(S45).8.1

上の写真(53)と同じ列車です。
豊後中村に向けて走り去りました。

この写真を撮ったあと、またヘトヘトになりながら山を下りました。
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参考図書:国鉄監修 時刻表1970(S45)年7月号 日本交通公社発行
     「鉄道ファン No.103」 1969(昭和44)年12月臨時増刊 交友社