津島軽便堂写真館

Nさんの 北海道旅行 2 1970(昭和45)年10月の北海道   北海道旅行1

この頁の写真は全て西川和夫さん(Nさん)撮影

北海道2-01

稚内機関区 1970(S45).10.12

南稚内駅の近くにあった稚内機関区。

前日の21:20札幌を出発した夜行急行「利尻2号」は6:36に稚内へ到着しました。
南稚内へ移動して機関庫で撮りました。
北海道2-02

稚内機関区 1970(S45).10.12

日本最北端の機関区でした。
北海道2-03

南稚内 1970(S45).10.12

C55がバックで客車を牽引し、稚内に向けて出発準備をしています。
時刻表で調べると、朝、稚内に向かう客車列車はありません。
利尻2号の次の列車は、南稚内8:05発の333Dでした

稚内7:58発の小樽行き322列車を仕立てるため、車両基地の南稚内から稚内までの回送列車と思われます。
このあと、322列車を撮るため、有名撮影地の抜海~南稚内へ向かって歩きました。
北海道2-04

抜海~南稚内 1970(S45).10.12

日本海を望む撮影ポイントを急行「宗谷」が通りました。稚内7:20→(札幌13:45)→函館19:00のロングランです。

右端に「利尻富士…」と書いた白い柱が見えます。
利尻富士の展望台だったようですが、残念ながら利尻富士は見えませんでした。
北海道2-05

抜海~南稚内 1970(S45).10.12

C55が牽引する稚内7:58発の小樽行き322列車です。
この列車を撮るために、北の果てまで来ました。
北海道2-06

抜海~南稚内 1970(S45).10.12

上の写真の続きで322列車です。
北海道2-07

抜海~南稚内 1970(S45).10.12

同上

北の原野に向かって走り去りました。

この列車を撮った後、南稚内に戻りました。
北海道2-08

南稚内 1970(S45).10.12

南稚内付近です。
当時の時刻表を調べると、天北線(音威子府~浜頓別~南稚内)の列車と思われます。
北海道2-09

兜沼 1970(S45).10.12

南稚内10:12発の列車で宗谷線を幌延に向かいました(幌延11:35着)。

兜沼で9600形の貨物列車と交換しました。
北海道2-10 羽幌線 1970(S45).10.12

幌延11:55発の羽幌線列車で力昼に向かい、その途中でD61の貨物列車と交換しました。力昼14:39着
北海道2-11 羽幌線力昼 1970(S45).10.12

羽幌線の貨物列車です。羽幌線はD61が主力でしたが、軌道強化した南部ではD51も使われました。
北海道2-12

羽幌線力昼 1970(S45).10.12

羽幌線の普通列車です。

この列車を撮った後、力昼17:05の列車で留萌→増毛に向かい、増毛に宿泊しました。
北海道2-13

増毛 1970(S45).10.13

増毛8:06発の留萌行きに乗るお客がホームに向かっています。
この列車で留萌に向かいました。
北海道2-14

留萌 1970(S45).10.13

留萌機関区のD61 1です。

D61はD51の従輪を1軸→2軸に改造して6両が登場しました。軌道状態の悪い路線用に軸重を軽減するための改造です。
6両全部が留萌機関区の所属で、留萌線、羽幌線で使用されました。
北海道2-15

留萌 1970(S45).10.13

留萌機関区のD61 3です。
北海道2-16

留萌 1970(S45).10.13

赤いナンバープレートのD61 1です。
北海道2-17

深川 1970(S45).10.13

深川機関区のD51・D61です。

留萌11:38発の列車で、11:38に深川に到着しました。
深川は函館線から留萌線と深名線が分岐していました。
北海道2-18

深川 1970(S45).10.13

深川の機関庫の中です。
北海道2-19

滝川 1970(S45).10.13

煙に霞んだ滝川機関区です。

当時の滝川は函館線と根室線が分岐する交通の要衝でした。
北海道2-20

滝川 1970(S45).10.13

滝川機関区のD51 95です。

この写真を撮った後、旭川に向かいました。

旭川から石北線の列車で白滝へ行き、白滝に宿泊しました。
北海道2-21

白滝 1970(S45).10.14

白滝に停車中の列車です。

白滝6:42発の列車で遠軽に向かいました。
左の列車は、交換待ちの旭川行きと思われます。
北海道2-22

遠軽 1970(S45).10.14

遠軽機関区のD51です。
遠軽は石北線から名寄線が分岐する駅でした。
石北線はここで進行方向が逆向きになりました。(今でも同じです)
北海道2-23

遠軽 1970(S45).10.14

遠軽機関区のD51です。
北海道2-24

遠軽 1970(S45).10.14

除雪用のDD15もいました。
北海道2-25

遠軽 1970(S45).10.14

遠軽機関区の扇形庫と転車台です。
北海道2-26

遠軽 1970(S45).10.14

細長い煙突のD51 252です。
ギースル・エジェクタと呼ばれる煙突です。
北海道2-27

遠軽 1970(S45).10.14

遠軽の機関庫です。

遠軽には7:43に到着し、次の北見行き(8:30発)で、石北線の撮影名所・常紋へ向かいました。

続きは次回です。
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参考図書: 国鉄監修 交通公社の「時刻表」 1970(昭和45)年10月号 日本交通公社発行