和田山・生野越えの蒸気機関車

和田山機関支区のC57 和田山・生野越え@

和田山 1971(昭和46)年4月1日

煉瓦の機関庫が素敵な和田山機関区です。
正式には、豊岡機関区和田山支区と呼ぶそうですが、豊岡より風格のある機関庫でした。

和田山は、山陰線と播但線の分岐点で、播但線用の蒸気機関車C57と生野越え用の補助機関車に使われていたDD54がいました。

和田山の機関庫前で小休止のC57です。
陽が傾き、逆光で煙と光が良い感じです。
ナンバープレートがピカピカに磨かれていると逆光でも綺麗に写ります。
機関庫の中のほうきで掃く姿も良いアクセントになっており、私のお気に入りです。
和田山・生野越えA

和田山  1971(S46).4.1

煉瓦造りの機関庫を順光・アップで撮りました。
機関庫を西から見ました。
右に給炭所と給水塔があり、その更に右に和田山駅がありました。


 
和田山・生野越えB

和田山  1971(S46).4.1

DD54形ディーゼル機関車です。
後ろに大きな給水塔がありました。

上の写真Aの少し右から撮りました。


 
和田山・生野越えC

和田山  1971(S46).4.1

一つ上の写真Aの機関庫の中から西を見ました。
煉瓦のアーチの向こうにC57が2両います。
左側がC57 95号です(下の写真)。

逆方向から見ると、一番上の@の写真です。
和田山・生野越えD

和田山  1971(S46).4.1

斜め後ろから光を浴びたC57 95号のサイドビューです。
和田山・生野越えE

和田山  1971(S46).4.1

転車台の上のC57 189号です。

写真をよく見ると、車輪の位置が転車台の長さギリギリいっぱいのところにあります。
機関士は、転車台の上で停めるのに苦労したと思います。

転車台は、上の写真Dの右側、一番外れの位置にありました。
 

和田山・生野越えF

 豊岡機関区 1971(S46).4.1

和田山機関支区を見学する前に、豊岡機関区にも寄りました。
ここには、集煙装置付きのC57もいました。
C57に集煙装置はチョット似合わないかな?

この日は、朝、天橋立ユースホステルを出発、午前中は加悦鉄道を訪問、宮津線で豊岡まで出て豊岡機関区を見学、山陰線に乗換えて和田山へ行き、上の@〜Eを撮りました。
日が暮れてから、播但線に乗り、生野の駅前旅館に泊まりました。
G 豊岡機関区 1971(S46).4.1  機関庫 H 豊岡機関区 1971(S46).4.1 左:給炭塔、右:給水塔

和田山・生野越えI

 生野  1971(S46).4.2

駅前旅館に泊まった翌朝の生野駅です。
前日に和田山で見たC57189が貨物列車の先頭にいました。
播但線は、貨物列車もC57が牽引していました。
和田山・生野越えJ

生野〜新井 1971(S46).4.2

生野から、新井方面の峠に向かいました。峠を通り越し、新井から峠に向かう列車を待ちました。

C57の引く旅客列車が、真っ黒の煙をもくもく上げながら来ました。

煙が多すぎるのもありがた迷惑ですね。
ないよりはましですが。

和田山・生野越えK  生野〜新井 1971(S46).4.2

次の貨物列車は、DD54の前補機付でした。
先頭がディーゼル機関車では・・・
 今となっては、これも時代の一コマですが。

生野越えは、JKの2本撮って引き上げました。

↓和田山・生野越えL  生野〜新井 1971(S46).4.2

 上の写真Kの続きです。
 風向きが悪く。煙で機関車が隠れてしまいました。

播但線・生野〜新井と、明神電車の地図
国土地理院1:200,000「姫路」S49.6.30発行より


左図の右下に国鉄生野駅があり、そのすぐ上(北)のトンネルが、生野越えの峠のトンネルです。


国鉄新井駅からバスに乗って神子畑へ行けば、明延〜神子畑の一円電車が走っていた時代でした。(播但線の列車本数も、バスの本数も少ない時代でしたが)
運賃一円で便乗できる「一円電車」は雑誌などで紹介され有名で、私も知っていましたが、この頃は、ナローの魅力にまだ目覚めておらず、全く残念なことに訪問せず終わってしまいました。



「明神電車」をこのとき訪問していれば・・・と、今でも悔やんでいます。
「全国鉱山鉄道」岡本憲之著・JTBキャンブックス2001発行によりますと、明延鉱山が閉山になったのは1987(S62)年ですから、その後も行こうと思えば行けたのに、結局行かずじまいでした。

M史跡・生野銀山

    1998(H10).8.2

上の写真から27年後に生野へ行き、観光化された「史跡・生野銀山」を見学しました。
その駐車場に、明延〜神子畑の鉱山電車が保存されていました。
N 朝来 道の駅 

    1998(H10).8.2

生野の近くに「朝来」道の駅があり、そこにも明延の円電車が展示してありました



一円電車の詳細は、
Wikipediaの「明神電車」をご覧ください。

 

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