津島軽便堂写真館
松本製材(松本建設)の線路配置図

 軌間:508mm
 全長:約400m


1989~90(H1~2)年頃の線路配置
1993(H5)年には、右下の青線の路線が撤去されていました。
写真を基に推測で描いてありますので間違い部分があるかもしれません。ご了承ください。

写真説明用にエリアを区分しAHの記号を付けました。

松本製材(松本建設)のトロッコ 2/2        松本製材1へ

松本製材⑭ 鉄橋 1993(H5).9.25 Uchiさん撮影

沿線のハイライト:鉄橋を渡る列車です。
鉄橋の下流側(下図の上側)から撮りました。
機関車が引っ張っている貨車には誰か乗っています。どう見てもトロッコファンですね! Uchiさんの同行者(同好者?)です。
松本製材(松本建設)の御厚意で便乗させてもらいました。
 ↓写真説明のために線路配置図を再掲します
松本製材⑮ Uchiさん撮影

 E→Hを見る  1993(H5).9.25

鉄橋を渡るガソリン機関車(GL)です。

3年前までは、鉄橋の向こう側に加工所の建物があったのですが、取り壊されていました。
前頁②④の写真と比較してみてください。
松本製材⑯ Uchiさん撮影

 E→鉄橋を見る  1993(H5).9.25

この鉄橋は、松本製材沿線随一の景勝地?ですから、鉄橋の写真を続けます。
横から見た鉄橋です。
←松本製材⑰ D→Hを見る 1993(H5).9.25 Uchiさん撮影

鉄橋を渡るディーゼル機関車(DL)です。
対岸の加工所建物が解体され、この鉄橋もあまり使われなくなったと思いますが・・・
鉄橋を渡る列車がたくさん撮れました。松本製材の御厚意に感謝です!
松本製材⑱ H→Dを見る 1993(H5).9.25 Uchiさん撮影

左の写真の逆方向から見ました。
鉄橋を渡るGLの後ろ姿です。

松本製材⑲ Uchiさん撮影

 D→鉄橋を見る 1993(H5).9.25

ガソリン機関車のアップです。
とても愛らしいスタイルですね!

松本製材⑳ Uchiさん撮影

 D→Eを見る  1993(H5).9.25

沿線のほぼ中間にある交換所です。
松本製材(21) Uchiさん撮影

 H→Eを見る  1993(H5).9.25

沿線のほぼ中間にある交換所に停車中のDL列車を対岸から見ました。
松本製材(22) H→Eを見る 1993(H5).9.25 Uchiさん撮影

B-B型DLを側面から。独特のサイドビューですね。
松本製材(23) E→Dを見る 1993(H5).9.25 Uchiさん撮影

DLを斜め後ろからです。後ろ姿も独特です。
松本製材(24) Uchiさん撮影

 C→Dを見る  1993(H5).9.25

手前にGL、奥にDLがいます。

昔の写真を見ると、GLの右横には建物がありましたが、このときは既に撤去されて土台だけが残っていました。
松本製材(25) Uchiさん撮影

 D付近を見る  1993(H5).9.25

上の写真(23)を撮った場所から右横へ移動して撮りました。
松本製材(26・27) C付近 1993(H5).9.25Uchiさん撮影

左は、トロッコ貨車を真横から見ました。右のGLの下の線路はピット状になっており、機関車の点検はここで行われたようです。
松本製材(28) Uchiさん撮影

 B付近を見る  1993(H5).9.25

道路と製材所の間、急カーブの狭い運搬軌道をDLが走ります。
このような場所で、材木を運搬するためには、トロッコが最適であったと思われます。
松本製材(29) Uchiさん撮影

 B付近を見る  1993(H5).9.25

上の写真(28)の更に奥で、軌道北端の付近です。
この場所で材木の積み卸しができるよう、梁にチェーンブロックが取り付けられていました。


以上が、奥三河の製材所で活躍していたトロッコの記録です。
この軌道は、この写真を撮影してから数年以内に廃止となりました。
魅力的な2両のナロー機関車については、移転した松本建設本社や近隣製材所に一時的に保存されましたが、現在は全て見られません。
この機関車の消息をご存じの方があれば、お知らせください。
Google Earthの航空写真で見ると、この製材所も姿を消しており、道路拡張の中に跡形もなく消えていったようです。
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参考図書: レイル・マガジンNo.18 「BEST・トロッコ」1985/06増刊号 ネコ・パブリッシング 1985(昭和60)年発行