上磯 日本セメント専用線 2/2 函館の近くに、電気機関車が活躍する専用鉄道がありました。
上磯L 1977(S52).8.2 工場内で待機する機関車です。 この専用鉄道には、電気機関車が9両いました。そのうち、箱形の電機は2両で、箱形電機がそろったわけです。 左が9号機、右が10号機です。 (4が欠番になっていたので、10号機が最後の電機です) 上を跨いでいる鉄橋は、国鉄江差線です。 |
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上磯M 1977(S52).8.2 工場内に停車中の10号機+貨車です。 この10号機は、1961(昭和36)年に東洋電機+東洋工機で製造さ、上磯の専用鉄道に最後に導入された機関車です。(編集長敬白2008.2.12) 右奥のほうに8号機が停まっており、貨車の後ろのほうには小型の機関車が見えます。 ↓下のNをご覧ください。 |
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上磯N 1977(S52).8.2 小型の凸型機関車が、左から1号機、3号機、2号機の順に停めてありました。 5年前にNさんが訪問したときは、元気に活躍していましたが(前ページ)、このときは留置線の奥に押し込まれ、もう使われていないような感じでした。 |
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上磯O 1977(S52).8.2 1号機関車です。 ボンネットの上の鐘が良い感じです。 1922(大正11)年に東洋電機+汽車会社で製造されました。 |
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上磯P 1977(S52).8.2 2号機関車です。 この2号機は、製造当時の姿に復元され、東洋電機製造(株)横浜製作所に保存されているということです。 →編集長敬白2008.2.10 |
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上磯Q 1977(S52).8.2 チョット大きめの凸型8号機関車です。 向こうの方には小型の2号機が見えます。 |
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上磯R 1977(S52).8.2 上の写真Qの逆方向から見た8号機関車です。 |
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上磯S 1977(S52).8.2 工場の構内に留置してあった客車(人車)です。4両いました。 留置場所は、下の写真(21)の左端でした。 |
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上磯(21) 1977(S52).8.2 上を跨ぐ国鉄江差線から見下ろした日本セメント上磯工場駅の構内です。 |
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上磯(22) 1977(S52).8.2 上の写真(21)のチョット上磯駅寄りで撮りました。 9号機関車が引っ張ってきたこの列車は、この場所にしばらく停まっていました。 この写真を撮ったあと、上磯駅に戻りました。 結局、終点まで歩く元気もなく、鉱山のほうには行かずに終わってしまいました。 |
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上磯(23) 1977(S52).8.2 上磯駅と工場をつなぐ専用線に、凸型の7号機関車がいました。 国鉄直通のタンク車を1両つないでいました。 写真奥のほうが上磯駅と思われます。 |
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上磯(24) 1977(S52).8.2 反対方向から見た7号機関車です。 7号機は上磯で唯一の日立製機関車ということです。 この写真を撮ったあと、函館へ戻りました。 欠番の4を除いて、1〜10号機の9両も電気機関車が活躍していた専用鉄道です。(5・6号機には会えずに終わってしまいましたが・・・) 工場の近くで撮っただけで、鉱山の方へ行かなかったことが悔やまれます。 |
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