津島軽便堂写真館
国土地理院1/20万「北見」
昭和41年2月28日発行に追記

丸瀬布 いこいの森   森林鉄道で活躍したSL「雨宮21号」を動態保存

北海道の石北本線(新旭川~北見~網走)の丸瀬布から森林鉄道が出ていました。その沿線に「いこいの森」ができて、SL「雨宮21号」が動態保存されています。 丸瀬布いこいの森の航空写真(Microsoft)に、赤線で線路図を記入し、主な施設を書き込みました。上図のように、両端(東と北)にループ線(リバース線)のある線形でした。
2019(R1)年の「いこいの森」のチラシです。 左が表面、上が裏面で、その各一部分をスキャナで取り込みました。
丸瀬布の目玉は、森林鉄道で使用されたSL雨宮21号(軌間762mm)で、ナローファン憧れの的です。410月まで約半年間運行され、我々が訪問した2019/10/14(月・祝日)は特別運行日でDLも運転される予定でした。
丸瀬布① 丸瀬布いこいの森保存鉄道の近くにあった看板です。読むと「武利意・上丸瀬布森林鉄道」と「雨宮21号」の歴史が分かります。
丸瀬布② 2019(R1).10.14

いこいの森の保存鉄道の駅です。

2019(令和元)年10月に学生時代の鉄仲間と訪問しました。
天候にも恵まれ、素晴らしい1日を過ごすことが出来ました。撮影順に写真を掲載しますので、ご覧ください。

10:00発の始発列車です。どこで撮ったら良いか分からないので、まず最初に乗ってみてロケハンすることにしました。
丸瀬布② 2019(R1).10.14

客車から見た雨宮21号のキャブです。最初は石炭で火をおこし、その後、薪をくべるそうです。
丸瀬布③ 2019(R1).10.14

客車の車内。元・井笠鉄道の客車です。
丸瀬布④ 2019(R1).10.14

客車の説明看板です。


井笠鉄道については
 →井笠鉄道 をご覧ください。
丸瀬布⑥ 2019(R1).10.14

走行中の列車の最後部デッキから撮りました。
(一番上の右路線図参照)出発した列車は南に向かい、左に曲がり鉄橋を渡り、東ループ線を時計回りに1周、再び鉄橋を渡り(この写真)、駅を通過し、機関庫の横を通り、北ループ線を時計回りに1周し駅に戻りました。
約12分の汽車旅で、沿線風景も素晴らしく、北ループ線の方に撮影ポイントが多いことが分かりました。
丸瀬布⑦ 2019(R1).10.14

雨宮21号の機関庫です。
線路の突き当たりには車庫があります。
SL列車は機関庫の横を通り、左方向へ分岐します。
丸瀬布⑧ 2019(R1).10.14

上の写真の奥にあった車庫です。
車庫の中にはDL、SL、トロッコ客車もいました。
丸瀬布⑨ 2019(R1).10.14

雨宮21号が、車庫の横を通り北ループへ入ってきました。
留置中のDL(鶴居村営軌道6tディーゼル機関車)+客車(岩崎レール工業製・旧上松運輸営林署B客14)とすれ違いました。

当日の丸瀬布のSL列車は、10:00が始発で、それ以降00・30発の30分間隔運転で、お客がいないと運転しないということでした。ただし12:30発は最初から運休(機関士の食事休憩)です。
10:30発の列車は、出発5分前にお客が来てくれたのて運転されました。ホッとしてここで待ち構えました。
丸瀬布⑩ 2019(R1).10.14

上の写真⑨を撮った後、北ループの林の中へ移動し、煙を出して頑張る雨宮21号を撮りました。
丸瀬布⑪ 2019(R1).10.14

上の写真⑩の続きです。
通り過ぎた雨宮21号を撮りました。
丸瀬布⑫ 2019(R1).10.14

11:00発のSL列車が武利川の鉄橋を渡ります。

機関士さんから当日の運転パターンを教えてもらいました。11:00の列車からSLとDLの続行運転を行い、東ループは続行運転で時計回り、北ループをSLは反時計回り、DLは時計回りで運転し、機関庫の横ですれ違いを行う予定。また、13:00以降は、北ループをSL・DLが反時計回りで続行運転し、機関庫付近で併走運転を行う予定であることを聞きました。
11時頃になるとお客さんも増えてきて、運休の心配は無用になりました。といっても乗客は数名、沿線の撮影者も数名という(我々にとって)理想的な状況でした。
丸瀬布⑬ 2019(R1).10.14

SL列車が東ループを1周して戻ってきました。鉄橋に向かって上り勾配なので煙を吐きます。
丸瀬布⑭ 2019(R1).10.14

北ループの最北端を反時計回りに走る雨宮21号+井笠客車2両です。
天気も良く、背景に武利ダム湖と紅葉の山があり、汽車は煙を吐き、素晴らしい情景でした。


上の写真⑬を撮った後、走ってこの場所へ移動して同じ列車を撮りました。
丸瀬布⑮ 2019(R1).10.14

SL列車とDL列車のすれ違いです。
両方とも走りながらすれ違うように絶妙な間隔を空けて走りました。


⑭の写真を撮った後、機関庫の横まで走って移動し、撮りました。
丸瀬布⑯ 2019(R1).10.14

林の中のDL列車です。
⑮で撮ったDL列車が北ループを時計回りで戻ってくるのを撮りました。
丸瀬布⑰ 2019(R1).10.14

北ループ最北端のカーブにさしかかる雨宮21号です。
紅葉の木々と、煙が良い感じでした。


11:30の列車です。
丸瀬布⑱ 2019(R1).10.14

上の⑰と同じ場所です。
近づいたところで、ズームを広角にしてもう1枚。
紅葉の山がきれいでした。


機関車のいる位置は、上の写真⑭と同じで、横から撮ると⑭、前から撮ると⑱、どこから撮っても絵になる場所でした。
丸瀬布⑲ 2019(R1).10.14

SL列車が通り過ぎたところで、望遠で機関庫の方を見ました。
駅に向かうSL列車と、機関庫を通り過ぎたDL列車がすれ違いました。
丸瀬布⑳ 2019(R1).10.14

SL列車とすれ違ったDL列車は、白樺並木の横を北ループに向かいます。
丸瀬布(21) 2019(R1).10.14

12:00に出発したSL列車が武利川の鉄橋を渡ります。
丸瀬布(22) 2019(R1).10.14

東ループ線へ入る分岐部です。ランドマークの木像と一緒に撮りました。

(21)の写真と同じ場所で、(21)は望遠、(23)は広角で撮りました。

この東ループ部分は2016(平成28)年8月の台風で武利川が氾濫、線路が流出するという大きな被害を受けましたが、無事復旧しました。
丸瀬布(23) 2019(R1).10.14

東ループ線を走るSL列車です。
ループ線の内側はゴーカート用の走行路になっていました。
丸瀬布(24) 2019(R1).10.14

東ループ線のSカーブを走るDL列車です。
SL列車と少し間隔を空けて続行運転しましたので、線路脇へ移動して撮りました。


(21~24)の写真は12:00発の列車です。この次は13:00発です。この間に機関士は食事休憩です。我々も武利川鉄橋近くの食堂で蕎麦を食べました。次の13:00の列車も続行運転で、今度は北ループも反時計回りに続行で運転し、機関区付近でSL列車とDL列車が併走するということでした。それを撮ってから帰ることにしました。
丸瀬布(25) 2019(R1).10.14

13:00に駅を出発した雨宮21号のSL列車です。後ろには続行運転のDL列車が控えています。
丸瀬布(26) 2019(R1).10.14

北ループ線の林の中を走る雨宮21号のSL列車です。
丸瀬布(27) 2019(R1).10.14

再び北ループ線の最北端を走るSL列車のサイドビューです。
丸瀬布(28) 2019(R1).10.14

SL列車の後ろにDL列車が続行運転です。

これを撮った後、機関庫横まで走り下の写真(29)を撮りました。
丸瀬布(29) 2019(R1).10.14

SL列車とDL列車の併走シーンです。
先行するSL列車が速度を落とし、後続のDL列車がスピードアップして、わずかな時間併走しました。


この写真を撮った後、丸瀬布いこいの森に別れを告げ、レンタカーで旭川に向かいました。
一緒に行った仲間と旭川16:00発の特急「カムイ」に乗り、「丸瀬布は最高だったなー」と缶ビールで祝杯を挙げました。
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