津島軽便堂写真館
国土地理院地形図に
ケーブルカー路線
(赤線)
スロープカー路線
(青線)を記入

天橋立ケーブルカー  +スロープカー

天橋立駅から日本三景・天橋立を渡った北側にケーブルカーがあります(上図赤線)。天橋立鋼索鉄道で府中駅~傘松駅0.4kmを丹後海陸交通が運営しています。→天橋立ケーブルカー
天橋立駅の南には、天橋立を見下ろすビューランドがあり、スロープカーと呼ばれるB級鉄道があります。
天橋立ケーブル① 1980(S55).7.21 Nさん撮影

天橋立を見下ろしながら上下するケーブルカーです。
天橋立ケーブル②

1980(S55).7.21 Nさん撮影

中間点で交換する車両です。

Wikiで調べると、現在使用されている車両は1975(S50)年にアルナ工機で製造されたということなので、これは製造後10年の頃です。
天橋立ケーブル③

 2016(H28).11.5

ケーブルカーに乗るため、天橋立桟橋から観光船に乗船しました。
遠くにケーブルカーが見えました。

カモメと一緒に対岸の一の宮桟橋に向かいます。
天橋立ケーブル④

 2016(H28).11.5

天橋立観光船から見たカモメとケーブルカーです。
一の宮桟橋の近くです。

一の宮桟橋からケーブルカー乗場(府中駅)までは徒歩5分です。

ケーブルカーに並行してリフトもあり、切符は共通で、どちらでも乗れます。
天橋立ケーブル⑤

 2016(H28).11.5

麓の府中駅に停車中のケーブルカーです。

手前に、運転台のようなものが置いてあります。
読むと「昭和34年~平成8年(1959~1996)まで使用した当ケーブルカーの手動式運転型です。」と書いてあります。
天橋立ケーブル⑥

 2016(H28).11.5

手動式運転型を撮りました。

たぶん、山頂側の運転室で使用されていた機器で、機器更新により不要となったので、ここへ移設されたと思われます。
天橋立ケーブル⑦

 2016(H28).11.5

麓の府中駅に到着するケーブルカーです。
手前は緩い勾配で、途中から急勾配になります。
天橋立ケーブル⑧

 2016(H28).11.5

麓の府中駅を出発したケーブルカーです。
車両は36年前の写真(上の②)と同じですが、少し改造され塗装が変更されたので違う車両に見えます。
車体の麓側が白系、山頂側が濃緑色に塗られていました。
↑天橋立ケーブル⑨ 2016(H28).11.5

ケーブルカーに乗車して中間点で撮りました。車体の山頂(手前)側が濃緑色なので・・・
→天橋立ケーブル⑩ 2016(H28).11.5

ケーブルカーの終点・傘松駅からケーブルカー路線と天橋立を見下ろしました。
天橋立ケーブル⑪

 2016(H28).11.5

股のぞき発祥の地と言われる傘松公園の近くから、天橋立とケーブルカーを俯瞰しました。

天橋立で仕切られた阿蘇海がキラキラ輝いてきれいでした。
天橋立ケーブル⑫

 2016(H28).11.5

天橋立駅の南側(一番上の地図の青線)にある2両連結の斜面走行モノレールです。
麓の文殊駅に停車中で、天橋立ビューランドに向かいます。
嘉穂製作所で製造、スロープカーという商品名で、全国の急斜面がある観光地や神社仏閣などで乗り物として活躍しています。
レール下のラックレールと車体側の歯車を噛み合わせて坂を上下します。
Wikiスロープカーを読むと「法律上はエレベーターに分類され、鉄道事業法や軌道法で許認可を受けた路線はない」ということです。
天橋立ケーブル⑬

 2016(H28).11.5

天橋立ビューランドから俯瞰しました。写真左中央が天橋立駅です。

(斜面走行)モノレールとリフトが並行しています。
天橋立ケーブル⑭

 2016(H28).11.5

終点のビューランド駅に到着するモノレール車両です。

このモノレールは、正式な鉄道ではありませんが、軽便鉄道に通ずる魅力があります。


最近は、この斜面走行モノレール(スロープカー)や、みかん山モノレール(モノラック)など、鉄道に比べて簡易(軽便)な施設=B級の乗り物に魅力を感じています。 
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