武豊線の蒸気機関車

武豊駅に到着したC11形蒸気機関車 武豊線の蒸機@

      1969(昭和44)年10月
 武豊駅

武豊線は、東海地方で最初に出来た鉄道です。

日本最初の鉄道(新橋〜横浜)が出来てから13年半後の、1886(明治19)年3月に開業しました。
東京〜大阪を結ぶ幹線鉄道建設のため、港からレール等の資材を輸送する目的で敷設されました。
(なお、幹線鉄道の計画は、当初中山道経由でしたが、途中で東海道経由に変更されました)



武豊駅に到着したC11の貨物列車です。
C11は、結構長い貨物列車を引っ張っていました。
連結を切り放し、入換の開始です。
武豊線の蒸気機関車は、1970(昭和45)年6月末で廃止になりました。
武豊線の蒸機A 1969(S44).10  武豊〜東成岩
 この頃の旅客列車はディーゼルカー、貨物列車は蒸機牽引でしたが、この日はイベントで客車列車が走ると聞いて撮りに行きました。
何処で撮ってよいかわからず、武豊駅から少し歩いて撮りました。
 (武豊線に乗ったのはこのときが初めてです)
武豊線の蒸機B 1969(S44).10  武豊〜東成岩
 左の臨時列車が通り過ぎてしばらくすると、武豊から貨物列車が出発してきました。
武豊線の蒸機C 1969(S44).10 亀崎
 当時の武豊線旅客列車の主役、キハ35形です。
 手前側の線路は、亀崎駅の貨車入換用引き上げ線です。
 武豊線の蒸機D 1969(S44).10 亀崎
 左の写真と同じ場所で、亀崎に到着する武豊行き貨物列車です。
武豊線の蒸機E

     1969(S44).10

 亀崎〜東浦

亀崎から東浦方向へ1kmほど歩くと田園風景が広がっていました。
稲刈りの終わった田んぼの中を貨物列車が走ります。

 
武豊線の蒸機F

     1970(S45).4.25

 亀崎〜東浦

上の写真Eと同じ場所で撮りました。
雨が降って、煙が良い感じです。右方向へ坂を登っていくと亀崎駅です。

武豊線を2回目に訪問したのは、蒸気機関車がディーゼル機関車に置き換えられる約2ヶ月前でした。
武豊線の蒸機G

     1970(S45).4.25

 亀崎〜東浦

亀崎近くの築堤です。
雨上がりの風景です。

衣浦湾を挟んで三河の高浜・碧南方面を望みます。
蒸気機関車の白い煙のすぐ後ろに衣浦大橋が写っていますが、お分かりになりますでしょうか。
武豊線の蒸機H
     1970(S45).4.25

亀崎駅での貨車入換風景です。
散り果てた桜の木が見守ります。
↓I 1970(S45).4.25

武豊線の蒸機J  Nさん撮影

     1970(S45).6.28

 亀崎

亀崎駅で入換に励むC11です。

上の写真HIの反対方向から撮っています。
亀崎駅の駅舎は、現存する日本最古の駅舎と言われていますが、駅舎と一緒に写った写真はありません。


武豊線の蒸気機関車の廃止は、1970(S45)年6月30日でしたので、この写真は廃止2日前に撮ったことになります。
武豊線の蒸機K  Nさん撮影

     1970(S45).6.28

 亀崎〜東浦

亀崎を出発して大府方向に向かう貨物列車です。長い編成ですね。

上の写真Gと同じ場所です。
 
武豊線の蒸機L  Nさん撮影

     1970(S45).6.28

 大府

武豊線の分岐駅:大府で入換に励む稲沢第一機関区所属のC11形蒸気機関車です。



武豊線の蒸気機関車が廃止になる2日前の風景です。
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