関西線(名古屋口)の蒸気機関車 2/5      C57「さようなら列車」など

関西線(名古屋口)P

名古屋 1969(S44).9.30

名古屋駅発最後の蒸気機関車が牽引する定期旅客列車でした。

私は、名残を惜しんでこの列車に乗りました。


名古屋を出発してまもなく、名古屋機関区の横を通るときには長いながーい汽笛をボーーーーーッと鳴らして、整備をしてくれた人たちに別れを告げていました。
思わず涙が出るようなシーンでした。
関西線(名古屋口)Q Nさん撮影

八田〜蟹江 1969(S44).9.30

八田を出て、近鉄の下をくぐり、庄内川の鉄橋に向け「さようなら」列車が走ります。

この場所には大勢のカメラマンが待ち構えていました。

私はこの列車に乗っていました。
関西線(名古屋口)R

 弥富 1969(S44).9.30

「さようなら」列車が弥富を出発しました。
この列車に弥富まで乗り、降りてから走って跨線橋を渡り、息を切らせながらこの写真を撮りました。
JRリニア・鉄道館

 2011(H23).3.7

さようなら列車を牽引したC57139号は引退して、国鉄の中部鉄道学園(名古屋市内)に保存されましたが、現在は金城ふ頭のJRリニア・鉄道館の中に綺麗な状態で展示されています。

鉄道ファン609号(2012年1月号)の「C57139号機お召し列車牽引の記録/西村勇夫氏」によれば、C57139号機はお召し列車を22回も牽引した由緒ある機関車だそうです。

関西線(名古屋口)S

名古屋機関区 1969(S44).8

名古屋機関区にC57がいた当時は、キハ91という珍しい気動車もいました。
電線のない広々とした感じが良いですね。
関西線(名古屋口)-(21)

 弥富 1969(S44).9

弥富駅の夕暮れです。レールが光っています。
名古屋方面のホームにはD51の単機回送が停車中です。
亀山方面のホームからは客車列車が出発しました。出発直後なのにあまり煙が出ていませんので、ディーゼル機関車DD51牽引だと思われます。

C57のサヨナラ運転よりも前の日に撮ったはずですが、一部の客車列車は既に無煙化されていました。
関西線(名古屋口)-(22)

 弥富 1970(S45).1

弥富駅で離合するD51です。

名古屋機関区ののC57が引退して3ヶ月ほど経ってから、私は初めて一眼レフカメラ(ミノルタSRT101)を購入しました。19歳でした。
津島軽便堂の白黒写真は、99%このカメラで撮った写真です。

早速、名鉄電車の弥富行きに乗り、国鉄弥富駅を訪れました。
関西線には貨物列車がたくさん走っていて、D51が大活躍していました。
関西線(名古屋口)-(23)

 弥富 1970(S45).1

上の写真(22)の続きです。

四日市方面行きの貨物列車が中線に到着し、待っていたD51が笹島に向けて出発しました。
関西線(名古屋口)-(24)

 弥富 1970(S45).3.25

春の日差しの中、木曽川鉄橋を渡り終え、弥富に向かう貨物列車です。
関西線(名古屋口)-(25)

 弥富 1970(S45).3.25

弥富駅にD51850号の引く貨物列車が到着しました。

反対ホームにも貨物列車が停車しています。
 関西線(名古屋口)-(26) 弥富 1970(S45).3.25
  入換を始めました。
 関西線(名古屋口)-(27) 弥富 1970(S45).3.25
  入換が終わり、出発します。
関西線(名古屋口)-(28)

 弥富 1970(S45).3.25

D51が待つ弥富駅に亀山行きの客車列車が到着します。

当時は、紀勢線経由天王寺行きや、湊町行きも走っていましたので、亀山行きかどうかは分かりませんが・・・
関西線(名古屋口)-(29)

 弥富 1970(S45).3.25

上の写真(28)の続きです。
D51155号が出発しました。
 
関西線(名古屋口)-(30)

 弥富 1970(S45).3.25

次のDD51客車列車が弥富に到着しました。
貨物列車も停車中です。
関西線(名古屋口)-(31)

永和〜弥富 1970(S45).3.25

西日を浴びて、弥富に向かう貨物列車です。
弥富から少し歩いて撮りました。
 
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