津島軽便堂写真館

函館市電 ♪はーるばるきたぜ函館へ♪

函館市電最盛期の路線図です。
函館市電は現存し活躍中ですが赤線青線緑線は廃止されました。
東京都電と同じ軌間1372mm(東京以外では唯一の採用)
この路線図は、「世界の鉄道'73」S47.10朝日新聞社編からコピーし追記しました。 
函館市電01 Nさん撮影

函館駅前 1970(S45).10.16

函館駅前からガス会社前へ向かう線路(廃止)を800形が走っています。手前に見える線路が松風町に向かう線路(現存)です。

函館は、我々の年代(70代)にとって北海道の玄関口でした。青函連絡船で函館へ着くと♪はーるばるきたぜ函館へ♪という気分になりました。1970年代前半には函館駅にC62牽引の旅客列車も発着していました。Nさんは北海道SL撮影旅行の合間に函館市電も撮りました。
そんな頃からの函館市電の写真をご覧ください。
函館市電02 五稜郭駅前 1970(S45).10.16 Nさん撮影

五稜郭駅前で折り返す800形の10系統(環状運転)です。
歩道橋に亀田町の表示があるので、亀田町の電停かと思いましたが、線路が単線で行き止まりなので終点の電停です。
←函館市電03 五稜郭駅前 1972(S47).4.6 Nさん撮影

五稜郭駅前で折り返す700形の10系統です。
系統板を見ると、五駅→栄町→ドック→万代→五駅の環状運転です。環状ですが、ヒゲ線の五稜郭駅前、函館ドック前に入って折り返す運行でした。
函館市電04

五稜郭駅前 1977(S52).8.2

国鉄線に沿って走る500形です。
右上に国鉄五稜郭駅のホームが見えます。

私はこの年に初めて北海道を訪問しました。北海道からSLは消えていました。
青函連絡船で函館へ到着し、翌日に上磯のセメント工場専用線の電気機関車を撮りに行き、その日の夕方に函館市電を全線乗車し、所々で撮りました。この後、夜行列車で札幌に向かいました。
函館市電05 Nさん撮影

湯の川温泉 1973(S48).10.15

湯の川から湯の川温泉に向かう500形です。
方向幕を拡大すると「湯の川-8-函駅」で右下に(松風・函駅まわり)と書いてあります。

500形は函館市電で最大両数(30両)あり、函館市電を代表する電車でした。
函館市電06 Nさん撮影

湯の川温泉 1973(S48).10.15

湯の川温泉に停車中の湯の川行き500形です。
「湯の川-8-函駅」(松風・函駅まわり)
函館市電07 Nさん撮影

駒場車庫前 1973(S48).10.15

駒場車庫前で折り返す710形です。
「駒場-3-ドック前」(ガス会社前まわり)
函館市電08

駒場車庫 1977(S52).8.2

ササラ電車(排雪車)を見るため、駒場車庫を見学しました。
函館市電09

駒場車庫 1977(S52).8.2

ササラ電車4号と並んだ500形です。
「駒場-3-ドック前」(ガス会社前まわり)
函館市電10

駒場車庫 1977(S52).8.2

500形は20の系統板を付けていました。「駒場-宮前まわり-五駅」の方向幕でした。
函館市電11

駒場車庫 1977(S52).8.2

706形と1000形2両です。
706は事故廃車になった518から機器を流用し、710・800形と同じ車体で製造した車両です。
706の方向幕は「駒場-2-谷地」(松風・函駅まわり)
後方の1000形は、元東京都電7000形ですが前面形状は変更されています。
1008の方向幕は「駒場-6-ドック前」(松風・函駅まわり)
1005の方向幕は「駒場-3-ドック前」(ガス会社まわり)
函館市電12

谷地頭 1977(S52).8.2

函館市電の南端・谷地頭に停車中の500形です。

函館市電13 谷地頭 1977(S52).8.2

谷地頭は坂を下った所にありました。
左が海で、前方と右は山です。
↓函館市電14 青柳町 1977(S52).8.2

左の写真の場所から振り向くと青柳町電停です。
坂を上がった所にあります。
函館市電15 Nさん撮影

函館ドック前 1973(S48).10.15

市電北東の終点・函館ドック前で折り返す710形です。
函館市電16

末広町~大町 2004(H16).5.18

箱館ハイカラ号です。
明治生まれの2軸単車を譲り受け、旅客車として運行後、ササラ電車に改造され、1993(H5)年8月に明治期のスタイルに復元、運行開始しました。
函館市電17

末広町~大町 2004(H16).5.18

クラシックな建物(旧・相馬合名会社)があったので、ハイカラ号が函館ドック前で折り返してくるの待ちました。
函館市電18 末広町 1978(S53).10.23 Nさん撮影

函館の撮影スポット八幡坂です。海を隔てて青函連絡船の岸壁があります。
函館市電19 末広町 1978(S53).10.23 Nさん撮影

青函連絡船が岸壁に着岸しました。なお、青函連絡船は1988(昭和63).3.13の青函トンネル開通に伴い運航を終了しました。
函館市電20

 末広町 2004(H16).5.18

上の写真18・19の36年後です。
青函連絡船はなくなりましたが、岸壁に青函連絡船記念館摩周丸が保存されています。
函館市電21 Nさん撮影

 十字街 1978(S53).10.23

末広町から十字街に向かう500形です。
函館市電22 Nさん撮影

 十字街 1978(S53).10.23

十字街の電停から東を見ました。
左が函館駅、右が谷地頭、手前がドック前方面です。
谷地頭→函館駅前方面行きの500形が交差点を通過中。
この当時は、3方向どこへも行ける線路配置(Δ線)になっていました。
函館市電23

 十字街 1977(S5).8.2

十字街の電停から西を見ました。
函館山が霞んでいます。
ドック前行きの800形が出発しました。

写真右側歩道に市電の操車塔が写っています。
 函館市電24

 十字街 2004(H16).5.18

上の写真23の27年後の十字街です。町の雰囲気が変わりました。
(昔の方が賑やかでした)

その間に函館市電の路線網も縮小
②系統:湯の川~谷地頭
⑤系統:湯の川~函館どつく前
の2路線となり、この十字街が唯一の分岐停留所になりました。
函館市電25

 十字街 2010(H22).10.24

上の写真24の6年後(23の33年後)です。また十字街の雰囲気が変わりました。

ライトアップされている建物は、函館市地域交流まちづくりセンターです。

どっく前行きの電車は2000形で、1993(H5)年に27年ぶりの新車として、下の写真の3000形と同時に登場しました。
共にVVVFインバータ制御のカルダン駆動車で、2000形は非冷房、3000形は冷房車ということです。
函館市電26

 十字街 2010(H22).10.24

谷地頭から湯の川に向かう3000形です。

十字街は函館山ロープウェイの最寄駅です。この写真を撮った後、後方に写っている函館山に上り、素晴らしい夜景を眺めました↓
函館市電27

 函館駅前 2010(H22).10.25

2007(H19)年3月から登場した2車体連接の超低床車両9600形です。
函館市電の最新型です。市民から愛称を募集し「らっくる号」と名付けられました。
現在5編成が運行中です。
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参考図書: 「世界の鉄道'73」 朝日新聞社 1972(昭和47)年10月発行
       「日本鉄道旅行地図帳1号・北海道」 新潮社 2008(平成20)年5月発行