赤村トロッコ 油須原線 + 油須原(ゆすばる)駅
福岡県に赤村トロッコがあることを知り、調べたら毎月1回ほど運行されているようでした。2014(平成26)年夏に北九州旅行を計画したとき、8月3日に運転されることを知り、急遽旅行計画に組み入れて訪ねました。その写真をご覧ください。 その昔、筑豊地方には、石炭輸送で栄えた国鉄の路線網がありました。建設予定だった油須原線(油須原~大任~豊前川崎)は、社会情勢変化により未成線のまま廃止になりました。その廃線跡の一部を利用して610mmのトロッコ線路が敷かれました。 →赤村トロッコ →廃線観光で地域おこし「日本ロストライン協議会」 2019(H31).2.21 ご覧になった方からご指摘があり、「油須原」を「柚須原」と表記していましたので「油須原」に修正しました。 |
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国土地理院1/20万「福岡」S47.9発行に油須原線などを加筆 青線が未成線の油須原線で、赤線部分にトロッコが走ります。この地図に記載されている添田線(香春~添田)、上山田線(飯塚~豊前川崎)は廃止されました。 |
赤村トロッコ① 2014(H26).8.3 平成筑豊鉄道の赤駅前です。 赤村役場の駐車場にレンタカーを停め、トロッコ乗り場を探したら、平成筑豊鉄道・赤駅前にありました。 |
赤村トロッコ② 2014(H26).8.3 トロッコがもうすぐ出発すると聞いて、1人300円の切符を買って、乗り込む前に、1日駅長のお嬢さんをモデルに撮りました。左の建物は平成筑豊鉄道の赤駅舎です。 |
赤村トロッコ③ 2014(H26).8.3 1日駅長さんたちのお見送りを受け出発しました。 |
赤村トロッコ④ 2014(H26).8.3 それなりのお客さんを乗せて、ガタゴト進んでいきます。 しばらくは平成筑豊鉄道に沿って走ります。 お客は、アジア系外国人が多かったです。 |
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赤村トロッコ⑤ 2014(H26).8.3 間もなくトンネルに入ります。 |
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赤村トロッコ⑥ 2014(H26).8.3 トンネルの中にはコウモリがいます。 指差す方向にコウモリがぶら下がっています。 このトロッコ線はコウモリが目玉のようで、機関車にもコウモリの絵が描いてあります(上の写真②参照) |
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赤村トロッコ⑦ 2014(H26).8.3 連結器です。 |
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赤村トロッコ⑧ 2014(H26).8.3 トロッコ列車は、トンネルの途中で折り返しました。 赤駅に戻る途中です。 |
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赤村トロッコ⑨ 2014(H26).8.3 トンネルを抜けた後は切り通しです。 この切り通しには思い出があります。 |
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赤村トロッコ⑩ 1971(S46).7.25 田川線 油須原~勾金 赤村トロッコを訪ねる43年前に、Nさんと一緒に田川線の蒸機撮影に出かけました。 油須原駅で下車して、この切り通しを俯瞰する場所まで歩きました。 このカーブした切り通しが、油須原線の建設予定地で、既に路盤はできていました。線路が敷かれることはないと思っていましたが、2003年(平成15)年に赤村トロッコ油須原線が開通しました。 なお、この写真の約300m左手前に現在「赤」駅が出来ましたが、当時は更に1.5km先の油須原駅から歩いたことになります |
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赤村トロッコ⑪ 1971(S46).7.25 田川線 油須原~勾金 上の写真⑩の反対側を見た風景です。 キューロクの単機です。 9600形蒸機の少し向こう側に2003(平成15)年3月、「赤」駅が開業しました。 |
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赤村トロッコ⑫ 2014(H26).8.3 間もなく赤駅に到着します。 左側に平成筑豊鉄道の線路が見えました。 この場所は、ちょうど上の写真⑪で、機関車がいる位置です。 |
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赤村トロッコ⑬ 2014(H26).8.3 赤駅を出発した列車を見送りました。 |
赤村トロッコ⑭ 2014(H26).8.3 赤駅を出発する次のトロッコ列車です。 | 赤村トロッコ⑮ 2014(H26).8.3 1日駅長に見送られ出発しました。 |