津島軽便堂写真館

日ノ影線  五ヶ瀬川に沿って高千穂を目指した路線(後の高千穂線)

国鉄日ノ影線は延岡~日ノ影37.6kmの路線で、高森線と接続して九州を横断する計画でした。1972(S47).7.22に日ノ影~高千穂12.4kmを延伸して高千穂線と改称しました。残った高千穂~高森間の建設工事が進められましたが高森トンネルの出水事故で中断、1980(S55)年に国鉄再建法により建設は凍結されました。 ↑国土地理院1/20万・延岡1972(S47).4発行より 両端駅と撮影最寄駅を追記
国鉄高千穂線は1987(S62).4.28に第三セクターの高千穂鉄道に転換されましたが、2005(H17).9.6の台風により橋梁・路盤の流出などの甚大な被害にあい運行休止となり、復旧されることなく2008(H20).12.28に全線廃止されました。
鉄道ファン117号から昭和45年(1970)の日ノ影線のダイヤをコピーしました。C12貨物列車が1往復ありました。
日ノ影線-01 railbusさん撮影

南延岡機関区 1969(S44).3.23

日豊線と日ノ影線の車両基地・南延岡機関区です。
キハ20形、キハ10形がいました。
日ノ影線-02 railbusさん撮影

槙峰~亀ヶ崎 1969(S44).3.23

五ヶ瀬川に沿って、コンクリートアーチ橋が連なる(43連)美しい風景をキハ20形の単行が走ります。
上のダイヤで825D 日ノ影行きです。
日ノ影線-03 railbusさん撮影

槙峰~亀ヶ崎 1969(S44).3.23

上の写真02の続きで、 鉄筋コンクリートアーチ橋の網ノ瀬橋梁を渡るキハ20形の単行です。
網ノ瀬橋梁を含め43連のコンクリートアーチ橋になっており、2020(令和2)年に国の重要文化財に指定されました。
日ノ影線-04 Nさん撮影

槙峰~亀ヶ崎 1971(S46).8.22

上の写真03と同じで、鉄筋コンクリートアーチ橋の網ノ瀬橋梁を渡るキハ20形の単行です。

Nさんは延岡行きの834D(上のダイヤ参照)で槙峰駅に到着、急いで駅横の橋の上へ移動し、走り去る列車を撮りました。
日ノ影線-05 Nさん撮影

槙峰~亀ヶ崎 1971(S46).8.22

槇峰に到着するC12牽引の貨物列車で、上のダイヤでは873列車です。
日ノ影線-06 Nさん撮影

 槙峰 1971(S46).8.22

槙峰に停車中のC12 93牽引873列車です。
槙峰でしばらく停車したので、上の写真05を撮った後、槙峰駅へ戻り撮りました。
日ノ影線-07 Nさん撮影

 槙峰 1971(S46).8.22

Wikipediaで調べると槙峰駅は1972年7月に貨物取扱を廃止と記載されています。

槙峰について調べたら、近くに槙峰鉱山があったことを知りました。
コトバンク槙峰鉱山で調べると、
槙峰鉱山は、日立、別子と肩を並べる日本有数の銅鉱山だったようで、最盛期は1500人以上の従業員がいましたが、1967(昭和42)年に閉山しました。
日ノ影線-08

槙峰駅についてさらに調べたら
「槙峰駅と槙峰鉱山」のブログを発見しました。
「槙峰の記録」によれば、槙峰駅の北2kmの所に槙峰鉱山がありました。
その選鉱場から槙峰駅まで空中索道で鉱石を運び、槙峰から延岡へ日ノ影線の貨物列車で運びました。

この写真は、そのブログから許可を得て転載しました。貨物輸送華やかなりし頃の槙峰駅全景です。
写真は戦前のものと思われます。手前の橋(梁崎橋)は昭和30年代に架け替えられたそうです。
日ノ影線-09 railbusさん撮影

日ノ影 1969(S44).3.23

終点の日ノ影駅の先では、高千穂線の延伸工事が行われていました。


これらの写真を提供していただいたrailbusさんのホームページは

その中で蒸気機関車の写真101枚を厳選したのが【煙の出るアルバム】です。
 高森線
Top頁(Home)へ   2026(R8).4.4up

参考図書:「鉄道ファン No.117」 1971(昭和46)年1月臨時増刊 交友社